やがて、悩みの袋小路にはまって、抜け出せないまま誰かのアドバイスを受ける。だが、その相談する相手に問題があることが多い。繊細女子のまわりには、繊細女子に代わって決断を下してくれる人がいやというほどいる。
その決断を下してくれる相談者だが、あまり得策とはいえない人が大勢いる。なぜかというと、彼らは繊細女子の気持ちに添っていないからだ。どちらかというとわけの分からない自分本位の主張を繰り返すだけに終始する。
「あんな男はやめておけ」 「この仕事は君には無理だ」 「もっといい人がいるだろう」 「もっといい仕事があるはずだ」 などなど・・・的外れなアドバイスが多い。
自分の思いと反するアドバイスのオンパレードは心が傷つく。相手の意見は正しいのかもしれないが、自分の考えと真っ向から違うアドバイスには同意ができない。同意ができない以上、もう人の意見は聞きたくない、これ以上傷つきたくないからだ。
それによって、自分の悩みは、「もう人に話せない」という形ができる。誰にも相談できない閉鎖的な心が出来上がる。
私は思う、彼ら、(友人、先輩、上司、親を含めて)自分でない他人は、よきアドバイスができるとは到底思えない。彼らは素人である。この道の成功者でもない。人間とは自分本位に生きている動物なので、相手の気持ちは理解できず、自分の考えのみで、物事を判断するから、意見が食い違うのである。
だから、彼らに決断を代行してもらうのは得策ではない。
その理由は三つある。
1, 自分のことをいちばんよく知っているのはあなただ。あなたが抱えている問題に対処するには、他人の解決策よりあなたの解決策の方が適切である。
2, もし他人があなたに代わって決断すると、物事が他人の思うように展開し、あなたが望んでいない結果になる恐れがある。
3, あなたの人生を他人の決断にゆだねてはいけないのは、他人に決断を代行してもらうと、自分が決断する習慣がつかなくなる。
もちろん、他人のアドバイスに耳を傾けることは大切である。しかし、だれのアドバイスを聞き入れるにせよ、あなたのとった行動の結果はあなた自身の人生に返ってくる。すべてがあなたの自己責任である。
私も他人様にいろいろとアドバイスをしている。
自分の人生は、自己責任の上に成り立つことを考慮にいれてアドバイスはしているつもりでいる。最終的に決めるのはあなただという方式で。
「占い師がなにをほざく!」とお叱りをこうかもしれないが、私はあなたがたと違ってシロウトではない。一応その道では成功しているつもりだ。だから述べる、自分の意見を。
だが、未だに解らない。
人の心は未だにわからない。何年経っても。
この人が何を考え、何を望んでいるのか?20年近く鑑定してきて、何万人と観て来たのに、未だに不鮮明で完璧とはいえない。
でも、近づきつつある。シロウトより大分見えてきたと言っていいだろう。あなた方の心が、あなた方の考えが少しずつ、「み・え・て・き・た。」
複雑な人の考えは宇宙のように広い。
これを解明するには、一生かかっても無理。
それは自覚している。
私の道は道半ばだけど、少しはあなたに寄り添うようになった。おそらく、あなたの望みに一致したアドバイスができると思う。もし、あなたの望みに一致したアドバイスができない場合は、どうぞ遠慮なく私を叱ってください。「先生それは違うよ」と。私が望んでいるのは「これです」と教えてください。それから、あなたの望みに沿った話し合いをしていきましょう。
ただし、私は悪の片棒を担ぐつもりはありません。
あなたの望みが人として間違っていれば、「この考えはいけない」と注意をさせていただきます。私の注意は他人とは違います。あなたの未来を予想して注意します。あなたが間違った方向にいかないよう注意します。すべてはあなたの幸せのために注意すると思っていただければ幸いです。
繊細女子の欠点は自分で考え、自分で決めることができない。
私でよければ、あなたの悩みに答えましょう。
私の答えは、自分で決める習慣を作ることです。
私の鑑定は、あなた自身をスッキリさせることです。
人間スッキリすれば、あとは自分で決められます。
失敗を恐れず、前に進んでください。
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