そして、とても空想に長けている妄想家だ。
これらのロマンや妄想は、非現実的な世界であり、決して現実にはならない。
あなたの人生で何度も失敗した経験があるとすれば、非現実的な期待を抱いたせいかもしれない。
乙女のとき、このまま成長して大人になれば、素敵な人が現われて結婚できると思っていた。だが、現実は大人になっても結婚はできていない。非現実的な妄想が裏切られたとき、人は愕然とした気持ちになる。
夢が破れ愕然とした気持ちを乗り越えて、人は現実を見据えて成長していくのだが、乙女チックな繊細女子は違う。まだロマンと妄想の非現実的な世界にいることが多い。厳しい現実を突きつけられても、「自分の夢をあきらめてなるものか」と抵抗するのである。
そして、また非現実的な妄想を繰り返す。この世界が自分には合っているのだと、神秘的な甘いロマンスに長く居座ろうとする。
今まで抱いてきた自分の夢を変えるのが怖いのだ。
変化を恐れることが、繊細女子には多い。
だが、その考えでは不幸になりやすい。
非現実的な世界を持てば持つほど不幸になりやすい。いったん非現実的な期待を抱くと、それが現実になるようにひたすら待つことになる。それが不幸になる源。いつまで経っても、待ち人は来ないからだ。
いつか自分の夢が叶うことを待っている間に、年月だけが過ぎ、あっという間に30代、40代となっていることがよくある。そうなると適齢期は過ぎ、タイムリミットも過ぎてしまう。非現実的な世界を持てば持つほど不幸になりやすい。そのことを繊細女子は肝に命じるべきである。
いいことを期待するのがいけないといっているわけではない。人生を改善したいのなら、現実的な適切な行動が必要となる。
非現実な期待は希望的観測のみで結果として失望に終る。現実的な期待は適切な行動となり結果として夢が達成するのである。
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