自立は怖いか?
自立を早くした人間から言わせると、思ったほど怖くない。怖がるから怖いのであって、やってみると大したことない。
食わず嫌いと一緒。食べたことがなく、味もわからないのに嫌いだと決め込むこととなんら変わらない。そんなことをしていたら、いつまで経っても自立できないよ。
自立をもっと夢あるものに変えてみたらどうかな。
たとえば、九州の田舎で育った少年少女が、東京で働きたいという夢を持って、高校を卒業すると同時に上京する。こんな感じに、夢に自立を置き換えたらどうだろうか。
もちろん上京すれば、それなりの苦労はある。ホームシックにかかったり、冷たい東京人の仕打ちにあって、なんで自分は東京に出てきたんだ…「そんなはずではなかった」と悔やんだり泣いたりすることもあるだろう。
それでも自分は東京に出てきた。寂しくて孤独で、つらくて悲しく、悔しい思いをして後悔しているのに、それでも東京に出てきた。
のちのち、それらはすべて勉強だった。この経験があったからこそ、今日の自分がいる。今の自分はすっかり東京人。もうあんな田舎には戻りたくないとさえ思っている。
親からの自立も同じ。
自立すれば、もう実家には戻りたくないと思うだろう。口うるさい親からやっと解放された。「これで自由だ!」もうこれからは、親にあ~だこ~だと言われることなく好きなことができる。自分が行きたいところも自由に行ける。恋人も自分で好きな人を選んでいい。自立の醍醐味は自由になれること。自由を手に入れれば、当然孤独感に苛まされるが、孤独より自由をやがて人間は重んじるようになる。
孤独は新しい人間関係で埋め合わせることができるが、自由は遅くなればなるほど手に入らなくなる。だから寂しくても、なるべく早く自由を手にすることだ。
私は一人になることが憧れだったので早く自立した。とにかく独りという自由が大好きだった。だから、早く家を出たかった。高校を卒業と同時に家を出た。自分は今でもこれで良かったと思っている。
東京での一人生活もすぐに慣れた。お金はなかったけど、とても快適だった。なんでも自由にできるのは最高の気分だ。親からの独立は最高の気分だ。これで早く一人前の男になれる。それが確信できてさらに嬉しかった。
早く自立した私から言わせれば、なんで皆さん自立しないの?と思ってしまう。30過ぎて実家にいる人…え?なんでいるの信じられない。女性ならまだしも男性が30過ぎても実家にいる。これはもう…私からすればあきれ返ってものがいえない。
まあ、この時代だから仕方ないと思うけど。それにしてはねえと思ってしまう。
皆さんご存じなんだね。
自立ほど楽しいことはないのに、ご存じないんだね。これほど面白いことないのに、やらないのは損だと思うよ。早く自立を経験しなさい。私が言えるのはそれだけ。
自立するのが怖い?
そう誰も助けてくれないから。
そうかな、誰も助けてくれないから逆に面白いではないかな。すべて自分の力でなんとやるしかないので、依存心がなくなる。自立は、この依存心をなくすことができる最高のやり方。この力を手に入れるために自立がある。
依存心さえなくせば、人は自由に大きくなれる。いつまで経っても小さい人間いるのは、依存心があるからだ。依存心をなくすには自立が一番。一人でやっていける力を得てこそ、人生は豊かになる。
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電気工事出来ないし、排水口のやたら溢れてくる不具合直せない。
出来ないことをちゃんと頼ること、頼りにする相手、会社などを身の回りに揃えて。何があっても大丈夫。みたいに。
人間関係を作れるのが、自立じゃないかなあ。
人は人がいないと生きられないから、誰かのためになれる人に、なれたら良いですね。