「これは絶対にやめた方がいい」と、誰もが考えてしまうような恋愛。常識を逸脱し、不可能と思われる恋愛。繊細女子の恋愛はいつもそんな恋愛ばかり。
繊細女子の恋愛は、繊細と思いきや繊細ではない。とても大胆で強引だ。なぜかというと、選んではいけない相手を好きになり、不可能を可能にしようとチャレンジしているからだ。自分と釣り合いが取れていない相手を選ぶことは?これはまはやもう大胆不敵で強引というしかない。
ガラス細工で心が弱く繊細なくせに、選ぶ相手はガラス細工の心を一瞬にして破壊してしまう性格の曲がった男性。数々の思わせぶりで惑わせて振り回してしまう男性。そして極端な甘えん坊で母性愛をくすぐってしまう男性。変に近づき変に遠のいてしまう優柔不断で挙動不審の男性。とにかく、何を考えているか分からない男性を好きになることが多い。
わたしのことに興味があるのかないのか?
わたしのことが好きなのか嫌いなのか?
これって、好意なのか?それとも破壊なのか?
とにかく、わけの分からない、何を考えているか分からない男性を好きになる。
一般的にこれらの男性は繊細女子に合わない。なのに、繊細女子はこれらを好きになる。常識ある一般人からすれば「この男はやめとけ」という男性を好きになる。
だが、私の見方は違う。
20年前は私も一般人と同じ考えだった。
だが、今は違う。
なぜ繊細女子が、自分と釣り合わない相手を選ぶか?
それを理解している。
なぜか?
それは釣り合いが取れているからだ。
人は同じような性質を引き寄せる。
ガラスの心を持った人はガラスの心を引き寄せる。つまり繊細女子は繊細男子を引き寄せる。心が弱いくせに、無茶な相手、面倒な相手をわざわざ引き寄せる。そして、波瀾万丈な物語を自ら演出するのである。
繊細女子の恋愛は、不可能を可能にしようとする聞き分けのない恋愛が多い。ホント無茶苦茶な恋愛が多い。理性が通じず、常識が通じず、頭が混乱してしまう恋愛が多い。
私は仕事なので混乱に慣れているが、常識人のシロウトには混乱する内容に「やめておけ」というしかないだろう。「こんな男やめておけ」常識で考えれば正解だが、繊細女子はそれを正解と認めない。それは自分に対する否定であるからだ。
繊細女子は否定に弱い。肯定されたあとの否定ならまだ分かるが、最初から否定では傷つくだけである。
わたしだって頭では解っている、この男性が良くないことを。でも、最初から否定され、拒絶された常識人の仕打ちには耐えられない。中味を知らないくせに、常識をかざすのはやめてほしい。あなたよりわたしの方が彼のことをよく知っている。何も知らないくせに偉そうにわたしを責めないで欲しい。繊細女子は否定されて、このように頭の中はグルグルと回っている。
まあ、繊細女子は聞き分けのない子といっていいだろう。
恋する乙女には常識には通じない。
これが当たり前だということを、常識人は知らないだけである。
さて、聞き分けのない子をどうやって相手するか?
面倒だけど、それがまた楽しいというスタンスで相手するしかない。
常識のある形に持って行くにしても、否定ではなく肯定から入り、味方となってたっぷり中味を聞いた上で、繊細女子が納得する大人の解釈を述べる。そうすれば同じ反対でも、肯定から入った反対なので、女子も納得する。
さらに希望を叶えたいのであれば、この恋愛が正しいものであるか精査してアドバイスする。
不倫は正しくないので、肯定しながらも反対する。もし不倫で結ばれるのを望むのならうんと先の老後でいい。それまでは子供に責任取り、伴侶に責任を取ること。
相手が独身でフリーなら、正しい恋愛なので応援する。だが、相手が悪人なら応援はしない。納得してやめる方向に話を持って行く。
希望を叶えたのであれば正しくないとできない。
繊細女子は正しい恋愛をすることに限る。
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