ホーム > 男のメソッド、男の哀愁 > バカみたいに仕事人間になるな。企業の奴隷になるな。
男のメソッドと哀愁は続く。

まず、仕事人間だが・・・。

なんのためにあなたは働く?
会社のためか?

会社のために働くということは、企業の奴隷になるということだ。ブラック企業の奴隷となって働いてそれで幸せか?上司の顔色を伺いながら、顧客の顔色を伺いながら、同僚や部下の顔色を伺いながら働いて幸せか?そして過労死寸前の100時間超の残業を毎月やって幸せか?

幸せではないだろう、それは。
あなたは会社の歯車に過ぎない。壊れたり使いものならなくなったら交換されるだけだ。会社はあなたを酷使して使い、体を悪くしたら捨てるだけだ。そこに幸せなどあるはずがない。

体を壊し、精神的におかしくなった人を私はたくさんみてきた。みな企業の奴隷となって働いてきた結果だ。体を壊したら会社は助けてくれない。すべてが自己責任だからだ。

仕事で幸せを掴む方法はあるか?
ある。
それは企業の奴隷にならないことだ。

奴隷にならないためには、限度越えの仕事はNOということだ。上司に無理な残業を強制されたらNOと断ればいい。顧客の無理な要望にもNOと断ればいい。日本人は上司の命令に逆らうことには勇気が必要だが、限界を超えたら「NO」というべし。これが自分の身を守る方法だ。

働かない怠け者になることを推奨しているわけではない。自分の限界を知ることを勧めている。人には悪い信念と習慣がある。過度な残業も長くやっていると人は慣れるものだ。習慣とは恐ろしい、それによって自分の身体を蝕んでいることすら知らない。疲れても、変な信念でそれを乗り越えようとしている。

こんな習慣と根性はいらない。上司と会社に忠誠を尽くす、こんな信念など捨ててしまえ。自分の身は自分で守ることだ。

それでクビになったらどうする?

私の経験から言わせてもらえば、それでクビになったことはない。過労死寸前、限界越の仕事を社員に強要している会社は労基違反を犯している。法律違反を犯している会社が社員をクビにすることはできない。そのことさえ知っていればクビになることはない。

左遷はあるだろう。嫌なところへの出向も。だが、それも住めば都だと思えばいい。部署異動や転勤によって何度救わられたか、激務な職場から解放され、やっと人間らしく仕事ができるようになった。そう思えばいいだけのことだ。

身体を壊すくらいなら会社を辞めればいい。サラリーマンの最後の武器は退職届けだ。これを上司にぶつけ、さっさとこの会社を辞めればいい。

いま、こうして書いている記事は私の回想録だ。

私は35年間サラリーマンをやってきた。

いま、自分がやってきたことをまとめている。

35年の経験で、上司の無理な命令にNOといって一度もクビにならなかったということだ。もちろん上司の命令は聞いた。納得ができて正しい命令なら。だが、正しくない命令もある。休みを返上して、身体を酷使する仕事の命令だ。限界までは努力するが、限界越えの命令は断った。上司は命令に逆らう嫌な部下だと思っただろう。だが、それでクビになったことは一度もない。

数年後、その上司は辞めた。
そうやって辞めた上司は何人もいる。精神的におかしくなったり、病気になったり、仕事で大きな失敗をしたりして辞めた。中には定年退職で辞めたりした人もいるが、皆さん無常なサラリーマン人生だった。そして私は残った。15年で嫌な上司が10人ほど去っていったが、私は残った。

自分の健康を維持しながらそれなりに頑張れば、嫌な奴はいなくなる。それを覚えた。

何を言いたいか?
企業の奴隷にならなくても、生きていけるということだ。
辞めた人間は企業の奴隷ばかりだ。それをいいたい。

そして、企業の奴隷になった人のその後の人生も、よくないことが起きている。あまりいい話は聞いたことがない。あわれ企業の奴隷たちよ。

あなたがサラリーマンなら企業の奴隷にならないことをお勧めする。

企業の奴隷にならなくとも、十分に生きていける。

余った時間を家族サービスに充てるといい。

その方が妻も子供喜ぶ。

男は会社を守るために働くのではない。

家族を守るために働くのだ。

だから、企業の奴隷になることはない。

奴隷化した企業なら、そんな会社辞めちゃ!

そんな気質があれば、あなたはどこでも使える。




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コメント

No title

私の住んでいる所は、大きなショッピングモールもなく、
働くところも公務員にでもならなければ、小売店、旅館くらいしかなく、
書店もどんどん潰れ、文化教養施設もなく、偏差値の高い学校も
なく、高度医療を提供してくれる病院もないですが、
若い人たちの移住者が増えています。
アイティー企業とか、カメラマンとか、雑誌社とか、それなりの仕事をしていた人たちが、
空き家を買って、高齢者が放置している土地で農業をやるみたいですが。
働くってみな壊れる寸前まで行ってしまうのでしょうね。
最近つぶやいている言葉はちょっと前に恋愛日記に書かれていた
「腐らなければなんとかなる」です。気持ちが明るく前向きで
希望が持てれば、なんとかなると思っています。

女性読者が多いので一言

非正規労働者は今や女性の労働者の半数近く。
何かあったらすぐ切られます。
働く女性の半数近くは会社の奴隷とお考えなのでしょうか。

あの時代に先生のこの言葉を知っていたら、、、

企業の奴隷になるな!限界超えて体を壊しても責任はとってもらえない。労働違反してるブラックは社員を切れない。 まさしく、その通りで、まだ世間知らずの私は企業の奴隷。朝から深夜まで毎日退職者の出る環境の中、頑張りましたが、精神はもっても体は悲鳴でした。今からでも先生の言葉をきき、限界までがんばる。でも、それ以上はしない。そうやって自分を守って行きます。

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