多くの人は、真面目な人がそういうことをするわけないという。
だが、真面目な人も人間。人間は欲望には勝てない。
欲望に負けた人たちの心は悪魔に支配されている。
通常生活の90%は天使の生活をしているが、残り10%は悪魔の生活をしている。
欲望に負けた悪魔の生活をしている。
今の時代は、真面目な人が浮気や不倫をしている。
そして真面目な人ほど悩んでいる。
不真面目で悪い人間なら浮気や不倫に罪悪感を覚えないが、真面目な人は罪悪感を覚える。真面目だから尚更強く罪悪感を覚える。「自分は人の道から外れた行為をしている、社会通念上許せない行為だ、こんなことをしている自分が怖い、いつか因果応報の罰があたるのでは」と恐れながら強い罪悪感を持って、恐れながら悩んでいる。
罪悪感を持って恐れ悩んでいるが、恋する女心は強い。
女性がひとたび恋に落ちると、恋愛が中心となり罪悪感を蹴散らす。心の片隅には罪悪感があるが、中心は彼を好きだという気持ちが頭全体を支配する。この好きだという気持ちが罪悪感を蹴散らし、全身全霊が恋の炎とかし、恋愛が中心となる。
恋愛が中心となった女性は悪魔の化身となる。
悪魔の化身となれば罪悪感を持たなくなる。恐れるのは天罰を食らうより、彼に冷たくされ、嫌われること。彼に嫌われたら生きていけない。彼に冷たくされたら日常生活がままならない、彼に無視されたらなんでなんでとずっと悩まなければならない。いけない恋愛は通常恋愛よりはるかに心配と不安の種がつきない。まさに悪魔の化身。これがこの恋愛のシナリオである。
浮気や不倫をいけない恋愛と呼ぶことにする。
いけない恋愛は、悪魔の恋愛である。
もはや人間の心を持たない、悪魔の恋愛である。
当事者はこの悪魔の恋愛の罪悪感を打ち消そう打ち消そうとして一生懸命努力するが、でもやはり心のどこかに残っている、いけない恋愛には、常に罪悪感が心のどこかに残っている。
そして、いけない恋愛が続いたあと。
先に心が折れるのは男性の方である。
自ら誘っておいて、先に心が折れるのが男性。
こと恋愛においては、男性の方がずるくて卑怯である。
このずるくて卑怯な男性は、どういうわけか社会性が高い。
仕事を守り、家庭を守り、社会の一員となる社会性が高い。
この社会性が、やがていけない恋にメスを入れるようになる。
不倫をしている多くの男性は家族の元に帰る、好きなのは不倫相手の女性だけど、社会性が強い男性は奥さんに愛がなくとも家族の元に帰る。罪悪感に押し潰されて家族の元に帰る。なぜそういうことができるのか?男性は愛よりも社会性を重んじるからだ。
それに対して女性は帰らない。理由はもう夫のことを愛していないからだ。愛が中心となった女性は社会性をあまり重んじない。好きになれば罪悪感も消える。好きな人と一緒になることだけを夢に見る。
恋する男脳と女脳は違う。
男は社会に戻り、女は好きな男に戻る。
この違いが、いけない恋愛の結末となる。
つまり相反しないものは、結ばれないということだ。
いけない恋愛は、いつか悲しい結末を迎える。
この悲しみがあるから、通常の恋愛より深く愛するのかもしれない。欲望と戦っている恋愛は凄まじい。罪悪感と戦っている恋愛は凄まじい。すべての苦しみと悲しみが濃厚に凝縮されている。悪魔の恋愛ほど記憶に残るものはない。悲しい歴史の記憶が深く心に刻まれる。
人間は欲望と戦って生きている。
欲望は悪魔の心。
これを野放しにするわけにはいかない。
だから、いけない恋愛が終るときは正義感を発すること。
欲望に負けないで正義感を発すること。
欲望に負ければ人生は破綻する。
破綻した芸能人はたくさんいる。
彼らがいい見本だ。
彼らの真似をすることはない。
もし、あなたが今現在いけない恋愛をしているのなら、早く終らせることだ。
正義感を発して。
もう、誰も止められない。
止めるのはあなたしかいない。
あなたの正義の心で止めるしかない。
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