どうして人間はあれこれと悩むのだろう。
悩みや不安は単なる妄想に過ぎないのに。
妄想の正体は何か?
私の考えで正体を暴くとこうなる。
人間は、見たこと、聞いたことを受け入れる性質がある。
つまり人間は感受性が強いのだ。
感受性は人によってバラバラ、鈍感な人もいれば敏感な人もいる。
無神経な人もいれば、神経質な人もいる。
これらの要素が集まって妄想が生み出される。
妄想の正体は何か?それは実体のない空想である。
感受性の強い人間が作り出した絵空事である。
ところがこの絵空事は、強く考えれば考えるほど実現する。
想像力の高い人間は、考えたことを作り上げてしまうのだ。
それを創造力という。
なぜ考えたことを、創り(造り)上げてしまうのか。
そっちの方に向かって、自分が演出し、自分が主役になって、創造主の役を演じてしまうからだ。悩める子は悩むのが自分の役割だと信じ、悩むことだけを演じる。これを朝から晩まで演じていけば、実体のなかったものが現実になる。
自分は貧乏だと思って、貧乏になることだけを演じれば、間違いなく貧乏になる。社会も周りもその人が貧乏になるように協力してくれる。仕事を与えず、お金を与えず、のけ者にされ、周りから助ける人がいなくなって、運からも見放され、本人は間違いなく貧乏になる。
その反対に自分は金持ちだと思って、金持ちになることだけを演じれば、間違いなく金持ちになる。
貧乏人も金持ちも、それぞれ自分が演じた役割に過ぎない。生まれたてのスタート地点は平等だったが、何を毎日考えたかで、その人の役割が出来上がる。世の中には金持ちも貧乏人も普通の人もいる。それぞれが自分の役割に従って生きているだけである。
途中で役割を変える人もいる。
貧乏なんか嫌だ!自分は金持ちになるぞ!と役割を変える人。そういった類いの人は立身出世の主役となって、厳しい現実の戦いに挑み勝利する。そして金持ちになる。貧乏人から金持ちになる出世物語をその人は演じきったのである。
恋愛においても、彼が信用できないとなれば、疑い深い女性の役割を演じ切るだろう。
彼が浮気をしているとなれば、探偵の役割を演じて浮気の証拠を掴むだろう。
彼と別れるとなれば、悲劇のドラマの主演を演じ切るだろう。
その逆もある。
アットホームな家庭を築きたいとなれば、サザエさん役を演じ切るだろう。
王室に嫁ぐとなれば、シンデレラの役を演じ切るだろう。
信頼できる関係なら、円満夫婦の役を演じ切るだろう。
もちろん変更することもできる。
信じた関係が信じられない関係に変更することもできる。
不信と疑念だらけの関係が信じ合える関係に変更することもできる。
あなたが日頃感じている、悩みや不安は実体のない妄想に過ぎない。
何を演じるかで、妄想が現実のものとなる。
何を演じるかだ。
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感受性の強さが、妄想によって勝手に実体のない悩みや不安を作りだす。
その絵空事を強く考えれば考えるほど実現してしまう。
つまり病は気からと同じことだと理解しました。
なので、金持ちも気から、貧乏も気から、美人も気から、
彼は信頼できる誠実な男であることも気から、
自分は成功者であるも気から、幸福であるも気から、
運がいいも気から、すべてが自分が思った通りに
現実化するような気がします。