若いときはフリーな恋愛でも、熟年になると制約が多い恋愛となる。
40代、50代の恋愛は、制約だらけだ。
どんな制約かというと。
1, 年老いた親の面倒と介護。
2, 離婚していれば、男性は子供の養育費、女性はシングルマザーとしての責務。
3, 年齢からくる病気や体調不良や更年期障害などの身体の衰え。
その他、制約はいろいろとある。
中高年の恋愛は、若い子と比べて、障害やトラブルやつきものであり、自由にのびのびと恋愛ができない。制約がつきものである。
たとえば、ここにバツイチシングルマザーの女性がいる。年齢は44歳。子供は二人、上の子が14歳の中学生の長女と、下の子は10歳の小学4年生の長男。まだまだお金にかかる年齢だ。付き合っている彼氏は、実家住まいの48歳の男性。
彼女は子育てに追われ、経済的にも苦しく、安定した生活を確保するためにパートナーを探している。そこで彼と出会った。彼は結婚歴のない男性でとても親切で優しい。前の夫は傲慢な男でひどく傷つけられたが、今回の男性は穏やかな性格の持ち主。この人なら第二人生を一緒に歩んでいける男性だと思って付き合うことにした。
だが、自由に恋愛ができない。
彼は実家暮らしなので親の面倒をみなければならない。年老いた両親。両方とも80歳。母親は病気がちで寝込んでいるので家事ができない。母親の週に1回の通院と、家事全般を彼がやらなければならない。父親はどうかというと飲んだくれのダメオヤジ。人生を哀れむように朝から晩まで酒を飲んでくだくだと言っている。働きもしないし、家のことは何もしない。母親の面倒をみることなく、両親はいつも喧嘩ばかりしている。年金で生活をしているが、年金だけでは足りず、彼の収入で一家の生活を支えているのが現状である。年老いた両親、老害となった親との実家暮らしは、制約だらけである。
制約の多い、中高年の恋愛は、若いときのような自由恋愛はできない。
なにの。
それを知らない人たちが多い。
恋をすれば、みな青春を取り戻す。
男性は少年になり女性は少女になる。
女性が目指す乙女の恋愛は、制約という壁で崩壊する。
そこでまた、乙女と同じように苦しむ。
もうやめようか。
乙女として苦しむのは。
苦しむ代わりに、彼を信じて彼を愛していこう。
長い時間かけて彼を信じて愛していこう。
そうすれば、時間があなたの味方になってくれる。
年老いた親には、もう時間がない。
老いてつきるまで、彼に親孝行をさせればよい。
あなたはその間、子供が成人するまで待てばいい。あと10年すれば子供は成人となる。その間子供を愛し、大切に育てていけばいい。
10年経てば、すべてが解決する。
制約のある恋愛とは、10年物語が多い。
これが中高年の恋愛だ。これが制約だらけの恋愛だ。
このことをよくわきまえ、10年間ひたすら信じ続け、ひたすら愛し続けること。
あなただからできるのだ。そのためにあなたは経験を積んできた。
大人の流儀という経験を積んできた。
この経験さえあれば、どんなに波瀾万丈でも心はぶれることはない。
心さえぶれなければ、人生はあなたの望んだとおりになる。
人生とは思うとおりにいかない。
人生とは邪魔ばかりが入る制約だらけだ。
これを乗り越えてこそ、自分の望んだものが手に入るようになっている。
では、幸せはいつくるの?
わたしはいつ幸せになれるの!とあなたは考えるだろう。
幸せはいまここにある。
子供を育て、戦っている毎日に幸せがある。
親の介護に負われて自由に恋愛できない彼を愛していることに幸せがある。
幸せとは先にあるのではない。
幸せは今にあるのだ。
あなたが頑張って生きている今の時間こそが幸せなのだ。
このぶれない心さえ持てば、あなたは望むものを手に入れることができるだろう。
そうなれば、最高の幸せを掴むことができる。
でも、その幸せは一瞬で終る。
最高の幸せは一時的なもので、永遠に続くわけではない。
永遠なる幸せは、今のあなたの生活にある。
毎日の生活を充実させて生きること。
仕事に励み、子供を大切にし、人とトの関わり合いを大切jにして、変な欲望を持たず、充実して生きること。
これさえできれば、幸せなときを過ごし、10年くらいあっという間に過ぎてしまう。
そしてあなたは、第二の人生のスタートラインにつけることができる。
幸福で豊かな人生のスタートが切れる。
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