あの頃は自分が弱かった。
過去の苦しみは、すべて自分自身の愚かさと弱さにあった。
だから、私は過去のどんな辛い出来事でも、「あの頃は良かった」と思うことにしている。あの頃の愚かだった自分、あの頃は弱かった自分、情けなか~我が人生だったが、それでも、今となってはいい思い出となっている。
たくさんの失敗をした。失敗のすべてが人に言えない恥ずかしいことだらけだ。たまに思い出すと胸がキュンと痛くなる。恥ずかしい失敗を思い出すたびに心が苦しくなるが、やめた…苦しむことをやめた。もういいだろう、苦しむことは。苦しんだとところで何も報われない。
今までは過去を思い出して未来に落胆ばかりしていたが、これからはそうではない。これからは、過去の辛い思い出を、「あの頃は良かった」に置き換えて前に進みたいと思う。
人の人生は、愚かな思いが尽きることなく、苦しみも尽きることなく、そればかりに執着して取り込んでしまう。なぜ過去の思い出をけなすのか?それは分からない。ただ言えるのは、今でも自分が愚かで弱いということだ。
なぜいつまでも愚かで弱いのか?それは過去を引きずっているからだ。過去を引きずれば成長が止まる。止まるどころか逆に後退する。あの頃は愚かで弱かったが、強くて希望に燃えていた自分もいた。今は希望もなく強さもない。残っているのは、愚かで弱い自分だけだ。
成長どころか、後退している自分にやっと気づいた。なぜ?後退している。それはいつまでも過去の拘り、恐れず前に進めない自分がいるからだ。
見極めて前に進もう。見極めて前に進もう。
いつまでも、愚かで弱い自分にいてはならない。
もう一度、あの頃の強さを取り戻すのだ。
あの頃は愚かで弱かった。でも、希望があった、強さがあった。
あの頃の強さを取り戻せば、愚かさも消え、弱さも消える。
すでに自分は成長しているという証拠を見せよう。
それが今後生きていく、自分の使命だ。
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糧にしてよいんだなと思えました。いつか自然にそんな感覚を持てるように慣らして行きたいな。