恨んでいる相手にずっと支配されるのは愚かな生き方だ。それこそ人生を破綻させてしまう。一度しかない人生だ。人生の大半をゆるせないという恨みの詰まった人生では、これから豊かになるであろうあなたの人生を自ら放棄することになる。
怒りや憎しみや恨みの感情は、しつこくしがみつく。
小さい頃いじめにあったとか。
親から虐待されたとか。
そのまま社会人になって、
上司のパワハラをうけたとか。
愛していた恋人に裏切られたとか。
信用していた友人に騙されたとか。
人間が生きていく上で、「ゆるせない」という恨みの感情を持つことは多々ある。
どの人にも、ひとりくらいは「こいつはゆるせないという人」がいるものだ。
そして、この許せない感情はいつまでもしつこくしがみつく。
ゆるせない感情をいつまでも持ち続けるのはやめよう。
いつまでも持ち続けると、怒りや恨むがしがみつき、抑うつ状態が持続することになる。
あなたの心がいつまで経っても晴れないのは、恨みの感情をいつまでも持ち続けているからだ。恨みの感情はしつこくあなたの心にまとわりつく。そしてそれがあなたの人生の中心になってあなたの心は常にネガティブとなる。自分でも気がつかないうちに抑うつ状態がずっと続くことになる。だから、ゆるせない感情をいつまでも持ち続けないことだ。
「ゆるす」ことを誓おう。
今日から、今から「ゆるす」と誓うことだ。
「ゆるし」の実践を今日から行なおう。
怒りや恨みの感情をニュートラルな感情に変える。
今後あなたの人生がうまくいくためには、怒りや恨みの感情をニュートラルな感情に変えることだ。
どんな実践方法がいいか?
そうだな、手紙でも書こう。
「ゆるしの手紙」を書いて、相手の罪や、それに関連した感情を説明し、相手をゆるすと誓うこと。ただし、この手紙は相手に送らないこと。これはリンカーンがやった方法だ。恨みの相手に手紙を書くが、その手紙は相手に送らないことでリンカーは怒りの心を鎮めた。
詳しくは、「読まれなかったリンカーンの手紙」を検索してください。
リンカーンのこの手紙は死後何年も経ってから発見されたそうです。
大統領の命令に逆らった、ミード将軍に怒りの手紙を書いて、送らなかった。
この歴史的な発見が何を意味するのか?
私は、人を許すとはこういうことだなと、深く感銘を受けました。
リンカーのやり方は、忘れられないほど深く感動し、心にしっかりと刻み付けられたのです。
人を「ゆるす」って、こういうことなんだろうな深く感銘を受けました。
ゆるすことで、人間は幸福を手に入れることができる。
あなたが知らなかった世界がここにある。
豊かで幸福で、望んでいた幸せが手に入るチャンスがここにある。
人を許すことで、あなたは抑うつ状態から脱することができるからだ。
あなたの不幸はみなこの抑うつ状態から来ている。
これを今こそ、再確認しよう。
再確認できれば、「ゆるす」ことを誓おう。今日から、今から「ゆるす」と誓うことだ。「ゆるし」の実践を今日から行なうことだ。
ゆるしの手紙を書いてもいい。
文章にすれば、自分の恨みが客観的に見透すことができる。書けば実現する、自分は何を恨んでいるのか。そして恨みの正体が暴かれる。すべて白日の下にして書き続ければ、恨みは徐々に治まってくる。そしてこの手紙は相手に送らない。恨みは書いて終り、あとは許すことだ。
わざわざ手紙を書くのが面倒臭いというのなら、心で誓おう。相手を「ゆるす」と誓おう。それから先は、もうこの人のことは考えないことだ。ゆるして忘れることを実践しよう。
「ゆるす」ことを覚えれば、今後あなたは自分が望んでいた幸せを手に入れることができるだろう。
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幸せの原動力だった仕事を妨害され
取り上げられてしまったのですから。
もう4カ月以上も「しね」って思っています。
何とか持ちこたえていますが、日によって考え込むと抑うつになりそうです。
が、仕事だけが生きがいではないので、普段は落ち込んではいません。