恋人がいなければ、人は仕事時間と自由時間だけで過ごせる。ひとたび恋人が出来ると恋愛時間がプラスされる。恋愛時間はいいものだ。胸がキュンとなって心がときめく。自分にもこの瞬間がやっと来た!と小躍りしてしまう。長い間求めていた、やっと好きになった人が出来た。これでもう孤独でない、寂しくもない。これからは幸せになるぞ、幸せを満喫するぞと心に誓う。
恋愛時間は男と女では違う。
最初は同じだが、後から違ってくる。
男性は最初に夢中になるが、この時間は短い。
女性は最初にそうではなく、後から夢中になり長くなる。
両者では、恋愛時間は女性の方がうんと長い。
なぜなら女性は恋する生き物、乙女だからだ。
乙女になった女性は、恋愛が中心となる。
男性は恋愛がピークに差し掛かった頃、恋愛以外の時間を求めるようになる。
そして、男女の考え方と価値観がずれてくる。
自分の時間が欲しい、彼女と仕事と自由の狭間にいる男性。
今日に記事は、それについて男性の心理を述べていきたいと思う。
恋愛が中心になった彼女に男性はどう対抗しようとしているのか?
これを述べる。
対抗とは、とても嫌な言い方だが、男性の心の中には対抗という意識がある。彼女には悪いが、僕はずっと恋愛などできない。僕にはまだやらなければならないことがたくさんある。
仕事ももっと頑張らなければいけない。もっと出世したい。そのために勉強する時間も欲しい。僕は向上心のある人生を歩みたい。また、自分の時間が欲しい。趣味に没頭したいし、もっと遊びたい。友達と飲みにも行きたいし、気晴らしでどこかに旅行も行きたい。彼女が出来てから、僕にはその時間がなくなった。24時間、彼女に監視されているようで、僕の自由時間はなくなった気がする。恋する男性は、彼女に対抗する意味で、このような考え方を持つようになる。
では、「愛は大事か?」というと、大事だ。
愛はとても大切だ。
時間がないといっておきながら、愛はとても大切だといっている。
愛は大切だけど、束縛されるのは嫌、男性の心の中は矛盾だらけである。
でも、これは説明がつく。愛は大切、だが四六時中愛に束縛されたくないというのが男性の言い分。女性の言い分も、わたしはそんなに束縛していない。彼の仕事は邪魔していないし、彼の自由時間も奪っていないというのが女性の言い分。だが、男性からすればなんだかんだと彼女からの圧力がかかっているのは事実である。その典型が女性は繋がりを大事にするからだ。線の繋がりを大事にする女性と点の繋がりで十分だという男性。この両者の違いが、愛における葛藤を起こしている。
単純にいえば、「女性は恋愛が命」で「男性は仕事が命」男女間の命の違いが、葛藤の根底となっている。
恋愛が命である女性は、恋愛が中心となる。
仕事が命である男性は、仕事が中心となる。
この本能だけは、誰がなんといっても崩すことのできない宿命である。
女性からみれば、これは嫌な解釈だろう。
恋愛が中心と決めつけられるのも嫌だし、男性は仕事が中心なんて嫌、そんなもの聞きたくもないと思うだろう。
分かりました、嫌な解釈はそのくらいにして。
では、男性が望んでいることを説明していこう。
男性が望んでいるもの、それは、バランスだ。
恋愛時間、仕事時間、自由時間という時間のバランスだ。
男性が望んでいるバランスは、仕事時間が8、自由時間が1,恋愛時間が1というバランスだ。最初の頃は恋愛時間を8にした男性も、3ヶ月~半年と経過すれば、恋愛時間を1にしたくなる。この変化は女性からすれば、激減に見えるかもしれないが、男脳の造り上、ごく自然な流れである。恋愛時間を1にした男性は、一日のうち1%だけ彼女用の時間を持つことは可能。1%とは、15分以内だ。だから、連絡は1日1回、15分以内で済ませたい。足りない分は、週に1回のデートして補う。これが男性のぎりぎりの恋愛時間だ。恋愛時間1というのは、毎日ではない。トータルで1だ。毎日の連絡は15分以内。週に1回1日デートすれば、1は大幅に過ぎてしまう。これが限界である。
最初に時間を使いすぎた。
恋愛時間を8にして使いすぎた。
この3ヶ月間、彼女のために時間を使った。
もう一生分使った(オーバーだが)
これからは、少し時間調整しよう。
仕事が溜まり。
自由時間がなくてストレスが溜まり。
僕はもぅ限界だ。
これからは、彼女に対する時間を削るしかない。
もう今まで通りに連絡はできないよ。
もう今まで通りに会えないよ。
男性の心は、恋愛時間のバランスを取るように働く。
男が望んでいるのは、こういうことなのです。
あなたのことが嫌いになったわけではありません。
自分の時間が欲しくなっただけです。
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- どのような人でも、人生は思い通りにならない。
- 人間の大きな進歩は、必ず苦しみによってもたされる。
- 恋愛時間、仕事時間、自由時間、自分の時間を欲しがる男性。
- 人生の苦しみは、この苦しみが永遠に続くと思っているから。
- ネガティブを突き放すのではなくネガティブな感情と付き合う。
でも私はそんな男は嫌ですね。女性には女のカンというものがあります。愛情のある距離の置き方と、無関心に距離を置かれるのは、すぐさま感じます。
本当に必要としている時に、距離を置かれたことがあり、未だに深い傷です。思い出すだけで気分が悪くなります。