若いっていいね。
エネルギーに満ちあふれているから。
ある本に書いてあった。
確か自助論だったと思うが、強者と弱者の違いは、「その人間が旺盛な活力と不屈の決意を持っているかにかかっている」「ひとたび目標が定まったら、あとは勝利か死かのいずれしかない」そう断じきる決意が必要なのだ。旺盛な活力と不屈の決意さえあれば、この世に不可能なことは一つもない。
旺盛な活力と不屈の決意か。
旺盛な活力は若い人にはある。
若いときは、筋肉も俊敏で柔軟。力も強くエネルギーに満ちあふれている。旺盛な活力は若さの特権といっていいだろう。だが、旺盛な活力は正しい方向に使っていない。それが非情に勿体ない。無駄なことに随分エネルギーを放出しているからだ。
無駄とは、怠惰と欲望のみにエネルギーを使っていることをいう。
一晩中スマホを見たり。
一晩中飲み歩いたり。
一晩中ゲームをやったり。
目と内臓を酷使する欲望と怠惰な生活にエネルギーを使っている。
１日１２時間もスマホを見てどうする。
１日１２時間もゲームをやってどうする。
１日１２時間も飲み歩いてどうする。
一日の半分を欲望と怠惰な時間に使ってどうする。
無駄な時間を使うのも若さの特権だが、この活力のほとんどは意味をなさない。ただ人生を無駄に生きているだけだ。なぜ旺盛な活力を無駄に使うのか？それは目標がないからだ。
目標を持とうよ。
目標さえあれば、一日の大半を無駄にしている時間がなくなるから。
強者と弱者の違いをもう一度読み返してみると、「その人間が旺盛な活力と不屈の決意を持っているかにかかっている」強者は偉人で弱者は凡人である。偉人と凡人に境はない、どちらも同じ人間だ。違いは旺盛な活力と不屈の決意を持っているか持っていないかだ。だらだらと怠惰な生活を送って、目と内臓を酷使する欲望の中に一日の大半をいるから精神的に病んで弱者になるのである。あまりあるエネルギーを、そんなくだらないものに夢中になっていると人生そのものを台無しにするよ。
あなたに今、目標がありますか？
目標です、ありますか？
目標はありません。
目標がないのです。
というか…自分でも何をやっていいか分からないのです。
そうやって嘘をついてはいけません。
ないわけないのです。
人間ならなんらかの目標があるはずです。
あなたが何をやろうか？何をやりたいか？この世に生まれてきた以上、目標は潜在意識にはちゃんと埋め込まれているのです。ですから、本気になって真剣に考えれば、何をやりたいか？見えてくるはずです。見えてこないのは長年の怠惰な生活に汚染されて、自分の目指すべき目標が曇っているだけなのです。汚染されたまま何年も放置すると、自分でも何をやっていいか分からない人間になってしまいます。あなたには、こうなりたいという理想はあるのに、それに向かう気力がない。怠惰な生活に汚染されて自分の見積もりを低くしているだけなのです。
あなたの若さ、その若さから来る活力を、スマホに１２時間、ゲームに１２時間、飲み歩くことに１２時間、目と肝臓を悪くすることに１２時間かけても仕方がありません。それを習慣にして改善しないことに費やしても仕方ありません。あなたがやっている暇つぶしの時間の使い方は、自ら自分を弱者に落としめいているだけです。
あるのです。
あなたがやりたいことの何かが。
それを見つけてください。
じゃ、どうすればいいいの？
私（僕）は、どうやったら目標を見つけることができるの？
目標はここにあるじゃないか。
怠惰な生活を送っている人なら、どなたにもあります。
それは、今の生活を変えること。
これを目標にすることです。
まず、怠惰な生活を改める。
これこそ立派な目標です。
健康に悪いこと、精神衛生上よくないことはやめる。
まさしく、これこそ立派な目標です。
怠惰な生活から充実した生活に持っていく。
これが出来てこそ、あなたの本来の目標が見えてくるのです。
怠惰な生活をやめて生活習慣を充実させれば、自分は何のためにこの世に生まれたのか？という壮大な目標が見えてきます。
若いときには、旺盛な活力と不屈の決意が必要である。
不屈の決意とは、どんな困難にぶつかっても、意志を貫くこと。
そして、困難なとき、意志は絶対積極でいくこと。
スタートするときは、絶対に、積極的に第一歩を始めること。
絶対にやるんだ、何が何でもやるんだと、絶対積極でいくこと。
スタートしてしまえば、あとは不屈の決意が後押ししてくれる。
あとは、波に乗るだけだ。これを習慣にするために。
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年齢に合った体力と知力でできる目標を持ち続けたいです。