こうやって文章にしてみると、なるほど・・・自分もそうだなと思う。自分も過去の思い出の中にいたりする。過去の楽しかった出来事、辛かった出来事、悲しい出来事や恥をかいた出来事、過去は良かった出来事より、辛かった出来事の方が多い。辛い出来事の方が多いので過去の出来事を自分の都合のいい方向に着色したりする。あのとき、ああすれば良かったと自ら脚本家になって過去をねつ造する。そういった妄想は楽しい。妄想は楽しいが、現実的ではない。今さら10代、20代の頃には戻れない。
過去の妄想が終ると今度は未来の妄想だ。
未来の自分はこうなっているという妄想もまた楽しい。未来の妄想は過去の妄想とどこか違う。未来の妄想はどっちかというと完璧に自分の夢を実現している姿だ。うんとお金持ちになって豪邸に住んで贅沢な食事をして世界中を豪華に旅行している自分の姿だったり、国の支配者になっていたり、貧しい人々を助けていたり、世界から戦争をなくしたり、未来の妄想は宇宙レベルで果てしなく広がる。現実ではありえない妄想を永遠と抱く。また逆に不安になることばかりを未来に描くこともある。未来の妄想はあり得ない空想と不安に潰された取り越し苦労と心配の種ばかりをばらまいている。
過去は過去の出来事からの妄想に対して、未来は現代の情報から来る妄想だと私は思っている。未来の妄想はいま何に関心を持っているかで、未来の妄想が決まる。恋愛に関心を持っていれば恋愛の未来の妄想を抱くだろう。政治に関心を持っていれば未来の政治の妄想を抱くだろう。きなくさい戦争に関心を抱けば戦争の妄想を抱くだろう。未来の妄想は、自分がいま何に関心を抱いているかで決まると思う。
過去の妄想も未来の妄想も、いずれにしても現実的ではない。
過去と未来のタイムトラベルばかりが日常では進歩がない。
これこそ時間の無駄だ。
人間の心の中は、過去と未来の往復ばかりしている。
これは無意味だと早く気づくことだ。
過去を懐かしみながら未来の構想を練るリラックスタイムを否定してわけではない。ほんの少しの時間の安らぐ時間は大切だ。でも、その時間は1日15分くらいでいい。2時間も3時間も、あるいは半日も、その時間にいてはいけないということだ。妄想の物語は尽きることはない。ここに長くいると、あなたの人生そのものがダメになる。
幸せとは、過去と未来のタイムとレベルの中にはない。
幸せとは現実にある。あなたがつまらないと思っている現実にある。
幸せは昨日にも明日にもない。幸せがあるのは今日だ。
このことに気づけば、あなたは今を大切にして生きることができるだろう。
幸せは過去にも未来にもない。幸せは今にあるのだ。
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彼との17年の付き合いでプロポーズされたのに、結婚の重圧と仕事のストレス、母親の過干渉のストレスから少し自由が欲しかった、フラフラしたいと浮気を告白されました。どちらともとは付き合えないから、私とは距離をおいた(浮気相手には私とは別れたと言ったかも)と浮気相手に話たと言われ、悲しさを堪え冷静に別れを受け入れると話す私に、嫁さんはお前と決めている、いつになるか分からないが待っていてくれ、最後はお前と居たい、だから待っていてくれと言われた私です。私はバツイチ、彼は独身で結婚という責任から逃げたのですよね。48歳にもなるのに。それでも私はこれまで彼に支えて貰ってきたこと、今もマンションの家賃、生活費を出してくれ、仕事も彼の元で続けさせてくれている彼に感謝しかありません。先生に、腐れ縁、毎日がドラマのようだねと。彼の呆れた行動に先生と大笑いして、とても気持ちが軽くなりました。彼は同居やわがままな彼からのストレスを私に与えないようにしてくれたのだ!と思うようにしています。だって今の私は自由で、誰にも気を使わずに日々を過ごせるのですから。
幸せは今にある!まさしくそれですね。
毎日彼と一緒に仕事で気持ちがマイナスになる事もありますが、彼が自由にしてくれたことに感謝しつつ、願いが叶っているという2、3年後を楽しみに心の中で彼を信頼しながら待ちます。その間は、日々を私らしく明るく楽しくポジティブに過ごします。先生、本当にありがとうございました。私はとても幸せです^_^
いつか、先生に対面でお会い出来る事を楽しみに頑張ります。お身体に気をつけて下さいね。