できる男は仕事を家に持ち帰らないが、できない男は家に仕事を持ち帰る。
「ああ、疲れた。しんどい。会社を辞めたい」
「なぜオレばかり・・・こんな目にあう」
心の病ではないかと思うほど、不平不満の愚痴をこぼす人がいる。
しかも毎日、疲れた、しんどいという言葉が日常となっている。
たまにボソッと言うのなら分かるが、これが毎日だと家族やパートナーはだんだん嫌気がさしてくる。
不平不満の愚痴が習慣となっている人が出世したためしがない。なぜなら不平不満によって現状をますます悪化させているからだ。現状を好転させるには、一切の不平不満を言わずに頑張ればいいものを、やる前から「ああ、疲れた。しんどい」「なぜオレばかり・・・こんな目にあう」と言っているだけで、何も頑張ろうとしない。
あまりに不平不満が多いので周りの人が注意すると、注意された本人は逆ギレする。
「この仕事は本当にしんどいのだから、なぜ、疲れたと言ってはいけないのだ!オレはしんどいのはしんどい、疲れるものは疲れたと正直に言っているだけだ。嫌なものは嫌だと思ったことを正直に言う、それのどこが悪い、オレにも言論の自由があるぞ」と開き直る。
言葉は何を言っていい、言論の自由に守られているが、愚痴男がいると周りはとんだ迷惑である。本人は正直に生きているというが、この正直は被害者意識から来ているもので、真っ当な人間はこういう人と関わりたくないものだ。この男の不平不満の愚痴が伝染したら、周りも汚染されて運の悪いパンデミックを引き起こしてしまう。だから、不平不満を言っている愚痴男には近づかない方がいい。
彼の愚痴は耳栓をあてて聞かないようにしよう。聞いてもスルーすることだ。彼は正直に言いたいことを言っているというが、この男は汚染をばらまく騒音に過ぎない。まるで右翼の街宣車のように、耳障りな騒音だ。右翼の街宣車は通り過ぎれば騒音は消えるが、こいつがそばにいると、一日中滅入ってしまう。だからこういう奴とは仕事はしたくないし、こういう奴が恋人なら別れたい。
本人も分かっている。
不平不満の愚痴が自分にとってプラスになっていないことを。
だが、この癖はそうそう直らない。
すっかり嫌な習慣となって染みついているのだ。
不平不満を言う人はそれなりの理由があるのだろうが、しかしその癖はますます事態を悪化させているだけである。事態を好転させない限り、不平不満を言った分だけ、ますます自分が惨めになっているのである。そして被害者意識が強くなっているのである。
惨めな被害者意識。
これが不平不満の正体である。
この惨めな被害者意識の中にいては、人生は浮かばれない。ますます事態が悪化するだけだ。明日も明後日も、不平不満の愚痴がヒートアップしてくるだろう。そしてその先は、惨めな人生が待っているだけだ。
不平不満ばかり言っていると、ますます自分が嫌な人間になるよ。
この悪癖と戦わない限り将来はない。
そのために、下記の訓練をお勧めする。
一週間に一日でもいいから、不平不満を言わない日を作ろう。
その日は、どんなことがあっても不平・不満を言わない。批判めいたことも一切口に出さない。自分が不幸を招く考え方をしていると気づいたら、すぐに頭を切り換えて、楽しいことを考えること。
これを週に1回でいいから訓練することだ。あなたがよく愚痴をこぼすタイプなら短時間の練習から始めるといい。たとえ少しの時間でも、否定的な考えを取り除く習慣を見つければ、人生は明るく快適になっていくからである。
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この記事と同じようなことになってしまうかもしれませんが…
今一緒に働いている相棒(女性)が根暗すぎて疲れます。とにかく愚痴、仕方ない、暗い発言ばかり。
元カレが結婚してしまい、その元カレと関係を続ける
仕事も辞めたい、を繰り返す
もうネガティブオーラすごすぎて…
他人の幸せを壊したい病気みたいなのを持ってる気がします。
こうゆう人に対処する方法ってありますか?
恋愛とはまた違った記事になるかもしれませんが、教えて下さい。