嫌な感情は自然に起きるものだと思っている。感情の働きは自動的だと思っている。つまり、何かが起れば、それが私たちに自動的に反応を起こさせるものだと考えている。感情の働きは自然で自動的なので、自分ではコントロールはできないと思っている。
しかし、感情は実際にはそういう仕組みにはなっていない。
感情は自然な自動的な働きではなく内面の働きである。
何かが起ったとき、嫌だなと思うのは自分であり、自分の感情によって自分を叩きのめしているのである。だから、苦痛を伴うこのような感情をつくっているのは自分自身であり、自分でつくっていることを認めないから、外的な要因に責任を押しつけて自分がその犠牲者になったと感じているのだ。
感情をコントロールするために。
自分の心の動きは自分に責任があると認めれば、感情はコントロールすることができる。「自分の心の動きはすべて自分に責任がある」まずはそれを認めること。そこからさらにパワーを得る方法は、心を道具にすることだ。
心はあなたの僕であり、あなたの道具である。なのに、あなたは心の奴隷になっている。奴隷になるから、感情に振り回されて悩み苦しむのだ。心はあなたの監視下において、自分で指示して自分で命令を下すようにすること。そうすれば心はあなたの道具となる。
私たちは勝手に道具に踊らされている。
嫌な気分を味わったり、憎んだり恨んだり、嫉妬をしたりと心の奴隷になっている。世の中思い通りにいかないことだらけ、やれ彼氏にふられた、やれ友達と喧嘩した、やれ人間関係がうまくいかない、やれ仕事にやる気が起きない、やれ生きているのがしんどい、やれやれといい加減にしろ!というくらい私たちは心の奴隷になっている。
そこでだ。
もう心の奴隷になることをやめよう。
今日から心をあなたの道具にすることだ。
道具はあなたが使うもので、道具が勝手に動いてはいけない。
だから、道具が変な動きをしたら、あなたは叱らなければいけない。
主人はあなたで、道具は主人でない。それを道具に強く言い聞かせなければならない。
道具は主人の命令に従うべきだと手なずけること。
心という道具を手なずけてしまえば、素晴らしいパワーが得られるようになるのは間違いない。あなたは心を自由に使って大きくなればいい。心を手なずければ、もう悩みはこの世から消え去る。
感情の働きは自然で自動的だと思っている。つまり、何かが起れば、それが私たちに自動的に反応を起こさせるものだと考えている。自動的に嫌な感情になるのは、心の動きを自分でコントロールしていないからだ。嫌なことが起きたら感情に任せるのではなく、心を道具として扱うことができれば、物事はすんなりと解決する。苦痛を伴う感情をつくるのも自分。苦痛を感じない豊かな感情をつくるのも自分。すべてがあなたのコントロール下にある。
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