たとえ、妄想であっても。
妄想中のわたしは変なことを考えている。
妄想中は、悪くてずるい考えと欲望が多々ある。
ときどき、自分はなにをバカなこと考えているのだろう?と、悲しくなる。
妄想の中味は人に言えない。恥ずかしいことだらけだからだ。
もし人に言ったら、「バカな考えはやめなさい」と言われる。
それで、妄想を抱いた自分が嫌になる。
しかし、自分が抱いている考えで自分を責めてはいけない。
妄想もあなたの考えだ。
自分が考えたことを悪く思わないこと。
妄想を悪く言う人もいるが、私自身はそう思わない。
私の今の仕事だって、出発点は自身の妄想からだ。
占い師になる前は普通のサラリーマンだった。科学や理論を信じている普通のサラリーマン。現実的なサラリーマンが、非現実的で非科学的な占い師になるなんて、気が狂った妄想にしか過ぎない。だが、自分はこの気が狂った妄想で占い師になって今日を築いた。人並みに生活できるようになったのも妄想のお陰である。
なぜ現実的なサラリーマンが占い師になったのか?現実世界で挫折したからだ。現実の社会は厳しく、努力しても裏切られる世界がまかり通っている。企業の奴隷になって思い通りにいかない煮え湯をたくさん飲まされた。そこで考えた。もう二度と組織の奴隷にならないと。二度と企業の奴隷にならないと決めた。
そこから何をやろうか・・・そこから妄想の連続である。
悩みに悩み抜いて、考えに考え抜いて、妄想に妄想を重ねて、朝から晩まで雑念の中にいて、自分は何をバカなことを考えている。バカな妄想を繰り返し繰り返して、この占い師という道にたどり着いた。
妄想や雑念は時間の無駄である。
妄想や雑念は自分を苦しめるだけで失敗に終る。
妄想や雑念からは何も良いことは生まれない。
妄想ばかり抱いていると、それこそ鬱になって頭がおかしくなる。
というふうに、妄想を抱くのは悪いことだとされている。
だが、私はそうは思わない。
妄想だって自分の考えだ。
自分の考えを悪く捉えるものではない。
妄想でも、自分の考えだ。
自分の考えは、全て良いことだと受け入れよう。
さらに、当時を思い出して解ったことがある。
妄想から次の事業に展開するためには、窮地に追い込まれて必死になることだ。つまり、窮地に追い込まれた妄想が真価を発揮することになる。良い妄想は挫折の中から生まれる。このままでは生きていけないという人生の危機から生まれる。そこから必死にどうしょうかと考える。そのときは何をやっていいか思いつかない。だが、窮地だ、人生最大のピンチだ。将来は不安なことしか考えられない。そこからどうやって抜け出そうか?夜も寝ないで、必死になって考えるから、妄想は生きてくるのである。妄想に息吹を与えるのは。窮地に追い込まれて必死になるからだ。
余裕があるとき、妄想は真価を発揮しない。
余裕のある妄想は、それこそお遊びだ。
それこそ奇想天外なバカな考えとなる。
雑念、妄想、時間の無駄、役に立たない考えが、余裕のあるときだ。
ほとんどの妄想は余裕のあるときに起きている。
皆さんの妄想もそうだ。
妄想の中で苦しんでいるが、まだまだ余裕があるから閃かないのだ。
その証拠に余裕のあるときの妄想は、考えるだけ考えて、何一つ行動しない。
行動しないということは、まだ余裕があるということになる。
真価を発揮する妄想は、やはりピンチのとき。
ピンチが妄想を駆り立て行動も駆り立てる。
人が動くときはピンチのとき。
平穏のとき人は動かない。
あなたはもうちょっとで動くだろう。
いっぱい、いっぱい考えた妄想にピンチを与えて動くことになるだろう。
そろそろ行動するときが来た。
今度は頭を動かすより体を動かそう
心技一体となってこそ、あなたの妄想は生かされるのである。
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