敵を作るのは敵を批判すればいい。敵を批判すれば、それがどんどんエスカレートしていき本当の敵となるだろう。国同士でも相手を批判することが日常的にエスカレートすればするほど相手は強大な敵となる。人間関係でも相手を批判することが日常的にエスカレートすればするほど相手は強大な敵となる。
他人のあら探しの危険な点は、それがどんどんエスカレートしていくことだ。これによって国同士では戦争が起き、恋人同士なら別れることになるだろう。
他人の批判は、一時的に優越感を覚えるが、でもこれはとても危険な娯楽である。他人を批判することを覚えた人は、絶えず犠牲者を探し回り、標的となる人がいなくなると、今度は自分自身を犠牲者にしてしまうからだ。
不平・不満の多い人の話を聞いていると、その裏では自分を虐待している。相手の批判が多い分、自分への批判も多い。相手への批判が自分に返ってきているのだ。「他人の不平・不満=自分への虐待」となっている。「どうせ、自分なんか誰も相手にしてくれない。自分は何をやってもダメな人間だ」というような、自虐的な発言をする人が多い。
この自分を責める自虐的な発言はどこからくるのか、それは相手の対する不平・不満の批判からきている。相手を批判すればするほど、批判がどんどんエスカレートしていけばいくほど、自分自身に返ってきているのだ。
他人を批判すれば、自分に返ってくる。そうなると、ついに自分自身が自分の最大の敵となってしまう。
他人の批判=自分の批判。
この公式を頭に入れよう。
そうすれば、他人のことを好意的に考えることができる。
それによって、いちばん得するのは自分自身だ。
相手への好意=自分への好意。
この公式ができれば、人類は平和で、男女は結ばれることになるだろう。
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