だから、この苦しみは無意味ではありません。
無意味になるのは、あきらめてしまうからです。
あきらめなければ、苦しみは希望に変わります。
どうやって苦しみを希望に変えるの?
それは苦しみから逃げないで克服することです。
苦しみと戦ってください。
苦しみに負けないでください。
自分を大切にして、苦しみと向き合ってください。
でも、それだけでは心が持たないですよね。
心を持たせる方法は無になることです。
無になるということはどういうことですか?
それは、欲望を捨てることです。
例えば、
商売がうまくいっていない。
コロナ禍で日本中の多くの商売がうまくいっていない。一時期は儲けたのに、今は儲かっていない。売上が上がらず、赤字続き。いつ店をたたもうかと考えている商店主はいっぱいいると思います。
私のところもそうです。一時期は予約が殺到したのに、今はそうでもない。いつ店をたたもうか考えています。もう以前のような人気はない、そろそろ潮時かな・・・と思うときがあります。
これは儲かっているから続ける、儲からないから辞めるという心の動きです。商売は儲かってナンボの世界ですから。儲かるから続ける、儲からなかったら辞める、この心の動きになるのは仕方がないことだと思います。売上の上がらない世界はどの世界でも厳しいですから。
この状態で希望を作ることができるか?
この状態でも、希望は作ることができます。
どうやって?
それは欲望を捨てることです。
儲けるから続ける、儲からないから辞めるという欲望を捨てることです。欲望を捨てれば何が残るか?それは、「この仕事が好き」というものが残ります。そう自分はこの仕事は好きなのです。好きなものは儲けを度外視しても続けることができます。
希望は、欲望を制したときに生まれます。
儲かるか、儲からないか、そんなものどっちでもいいのです。
この仕事が好きで、
この仕事を続けることが生き甲斐なら、
そこに希望が生まれます。
好きなことを続ける、それに勝る希望はありません。
これは恋愛にもいえます。
恋愛も欲望をすてれば、希望に変わります。
彼と結ばれるか結ばれないか、そんなものどっちでもいいのです。素直に彼のことが好きであれば、それでいいではないですか。彼を自分のものにしたい、彼を支配したいという欲望を捨てれば、この恋愛は希望に変わります。
好きな人がいるということは生き甲斐です。我がものにしようという欲望からは生き甲斐が生まれません。欲望に走りすぎて、生き甲斐そのものを木っ端微塵にしてしまうでしょう。
儲かるか、儲からないか。
結ばれるか、結ばれないか。
そんなもの、どっちでもいいのです。
単純に好きでいいではないですか。
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