人を好きになる気持ちは言葉では言い尽くせない。文章で語ることもできない。頭で考えることもできない。人を好きになる気持ちは、言葉でも文章でも思考でもなく、自分の心と宇宙が一致した閃きという直観だ。
人の直観は、科学では証明できない。
人が何を好んで好きになるか?科学では証明できない。つまり好きという気持ちに理由などない。また反対に嫌いになったという気持ちも理由などない。なぜ好きになったのか理由を説明して、なぜ嫌いになったのか理由を説明して、と言われても理由などないから説明のしようがない。
人は気持ちで動いている。
人を好きになれば、そのまま好きな気持ちで動く。人を嫌いになれば、そのまま嫌いな気持ちで動く。好きなら前向きになれが、嫌いなら後ろ向きになる。好きなら相手のことを肯定するが、嫌いなら否定する。好きなら相手のために行動するが、嫌いなら行動しない。人は気持ちで動いている。
つまり、行動があれば好きだが、行動がなければ嫌い、ということになる。とくに男性の思考はそうなっている。とても単純でとてもストレートだ。男は行動が全てである。
いいわけもする。
なぜ、行動しないの?「忙しいから」といいわけをする。忙しいから行動しない?これは嘘で、好きでないから行動しないといった方が正解である。
どんな忙しくても、好きなら行動する。
好きという気持ちにいいわけはいらない。好きという気持ちは無限のエネルギー。好きならどんなに無理をしても疲れることはない。もちろん無理すると疲れるが、やめることはしない。疲れたら少し休んで、また好きなものに着手する。これが好きな気持ちだ。
では、行動が止まったら好きでないの?
行動が止まることは、やる気が起きないことを意味する。物事を単純に考えれば、「やる気が起きない=好きでない」と判断した方が時間の無駄を省ける。とくに女性にはタイムリミットがあるので、そうした方が無難だろう。いつまでもやる気のない男を待っていても人生を無駄にするからである。
行動は止まるが、また復活することもある。
好きなら動く。一度はやる気をなくしても、また復活することがある。やる気の復活、これが行動となって現われれば、好きという気持ちは復活する。本物は復活するように出来ている。
だが、保証はない。
また、いつやる気を出すか、保証はない。
保証のないものに期待を抱くより、動かない現実をみて、判断した方がいい。愛の復活は100年に1度くらいの不可能なものと判断して前に進んだ方がいい。あの愛は復活を遂げない幻の思い出だと処理した方がいい。
多くの人が100年に一度の幻の復活を夢見るが、私はそれを否定するつもりはない。愛は永遠で、愛に勝る生き甲斐はこの世にないから否定するつもりはない。ただ、時間を無駄にしないことを警告するだけである。人生でいちばん大切なのは時間。愛よりもお金よりも大切なものは時間。この時間を大切に使ってほしい。
わたしは好きな人に時間を使いたい。
あなたがそれを望むのなら、否定はしない。あなたの人生だ、あなたが好きなように自分の時間を使えばいい。たとえ報われなくとも、あなたが好きな人のために時間を使いたいというのなら、それがきっとあなたの生き甲斐なのだろう。あきらめて前に進むことで生き甲斐を失うのなら、このまま報われない愛を続けた方がいい。
人間は生き甲斐があるからやる気が出る。
たとえうまくいかなくても、好きだから続けることができる。好きだから続けることができ、好きだから生き甲斐が生まれる。それでいいではないかな。
ただし、苦しまないこと。
好きなことをやってなんで苦しむの?うまくいっていないから、思うようにいかないから、苦しんでいるの?だったら、やめれば、意味ないよ、苦しんだら。好きなことは苦しむものではない。たとえ苦しくとも弱音を吐いてはダメ。自分で選んだ茨の道だ。苦しくともこの道を好きになること。これこそ、生き甲斐である。
いいじゃないか。
生き甲斐のない平凡の道より。生き甲斐のある茨の道の方が。たとえうまくいっていなくても、好きだからこそ頑張れる。頑張っている最中は時間の無駄にならない。苦しむから時間が無駄になるのである。また、それを人に言うから時間を無駄にするのである。悲しみや苦しみの苦情を人に言ってはいけない。この苦しみを全部含めて、あなたの生き甲斐である。他人に苦情を訴えるものではない。
人を好きになる気持ちは言葉では言い尽くせない。
すべてがあなたの気持ちだから。
最新の予約の空き状況はこちら
- 関連記事
-
- 思い通りにしようとするから苦しくなる。
- 今を大切にして生きる。目的がない生き方のススメ。
- 人を好きになる気持ちは言葉では言い尽くせない。
- もっとおおらかな気持ちで、穏やかに生きたい。
- 肝心なことは言わず、黙ってしまう男性、彼は何を考えているかわからない。