この年齢のカップルが付き合えば、結婚を考えて付き合うものだが、今の時代はあながちそうでもない。女性は結婚を視野に入れるが、男性はそうではない。男性は結婚など考えずに付き合う傾向がある。
最初はほめのかす。
「僕には結婚願望があるよ」と。
しかし、有言実行された試しがない。
半年ほど経って、女性が「あなたのそばに一生にいたい、結婚についてどう考えているの、あなたの意見を聞きたいわ」というと、彼は「大事なことだから、考えさせて」という。だが、半年たっても答えはでない。
最初はその気にさせて、後から曖昧にする。
最初に期待持たせて、後から落とす。
こんなのばかりだ。
彼女は黙って見過ごすわけにはいかないので、1か月後、3か月後に結婚について、彼に催促するが、そのたびに彼は暗くなって黙る。もうその話はしたくないという態度を貫く。肝心なことにはいつも蓋をして殻に閉じこもる彼をみて、将来の話、結婚の話はできなくなった。
付き合って1年が経過した。
彼女はもうすぐ36歳。いつまでもグレーで曖昧な彼とこのまま付き合うわけにはいかない。彼のことは好きだが、ここままでは結婚できないという危機感が常に自分を悩ませていた。
そこで、私の鑑定を受ける。
彼は草食系ですか?
と私が質問すると。
彼女は絶食系と答えた。
「絶食系?」
初めて聞いた言葉だ。
肉食系、草食系とはよく聞くが、絶食系とは初めて聞いた。今流行りの言葉か・・・な。
彼女の説明によると。
絶食系=食べない系。
キスもなければ、SEXもない、肉体関係を持たない人のことを絶食系男子というらしい。
つまり、絶食系男子は恋愛自体に興味を持っていない男子のことをいう。
恋愛に興味がないのに、よく女性と付き合えるな?
だったら、最初から女性の誘いを断ればいいのに。
絶食系なのに女性と付き合うとは?不思議でしょうがない。
まあ、人間というものは今の自分の生き方に満足しているわけではない。絶食系とは男の本能の基本をなくした恥ずかしことなので、そこから脱したくて女性と付き合うのだろう。
だが、そんなことで本能は取り戻せない。自分を変えたいと思って女性と付き合うが、やはり染みついた絶食系の性質は剥がれない。自分を変えようとチャレンジするが、やはり性質は変わらず、また絶食系に戻ってしまう。そして、女性の被害者だけが増える。
子供は無理だね。
絶食系では。
結婚もできない。
基本を持っている女性は避けた方がいい。
彼女も1年ちょっと付き合ってそれが解ってきた。
彼との結婚は無理。
子供もできないと。
失う覚悟を持つ。
最後の手段はこれだ。
いつもでも曖昧な男性の犠牲者になってはいけない。
彼らの都合のいいテストに協力する必要はない。
彼らも分かっている、このままでは自分がダメだと。
だから、自分を変えたくて無理して女性と付き合う。
だが、やはり才能がなくて失敗ばかりする。
多くの犠牲者を出しても、彼は平然としている。
彼らは自分を変えたくて女性と付き合う。多くの犠牲者を出すと分かっていながらも。本能がうずいて自分を変えたくて仕方がないのだ。そんな彼らの餌食になってはならない。
これからの時代は女性が自覚すること。
曖昧な男性が増えていけば、女性はいつまでも今までのような尽くす恋愛をするわけにはいかない。曖昧な男性に対しては見切りをつける覚悟が必要だ。
見切りをつける覚悟。
失ってもいい覚悟が必要だ。
曖昧な男性に対しては、失ってもいい覚悟で勝負すること。
その覚悟を持ったとき、あなたは初めて幸せになれる切符を手に入れることができる。
結婚して子供がいる幸せな家庭を築きたいのなら、絶食系男子は切るべきだ。
失う覚悟を持って切るべきだ。
捨てる神あれば拾う神あり。
次は間違いなく基本を持っている男性と付き合うことができる。
大丈夫。
日本男子は、基本を持っている男性の方が多いから。
日本男子はまだまだ捨てたものではないから大丈夫。
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