対策は我にあり、相手になし。
「対策は自分にあって、相手にない」という言葉をあえて作りましたが、これは現実として、実際にそうした方がいいと思いうものがたくさんあります。相手を変えることより、自分を変えた方がうまくいく。こういうことが「よくある」ということです。
彼とうまくいかなくて悩んでいる女性が鑑定に訪れました。
いつものように優しい口調で迎えて、安心さえて、話しやすい環境を作り、真相に迫った深い話をする。先生と話すと穏やかになるというこそばゆいというお褒めを頂きながら、話は進んでいく。
私は彼女と彼氏の生年月日を聞いて、すでに二人の特徴を知っている。特徴を知りながら、二人の間で何が起こったか?起きたことを時系列で聞きながら、真相に迫っていくようにしている。
まとめるとこんな感じ。
コロナ禍で彼女は仕事を失った。
彼もコロナ禍で仕事を失っている。
女性は仕事を失い危機に瀕すれば悩みの世界に入る。そこは男性も同じだが、男性と女性の違いは、危機に対する行動が男性と女性では違う。
仕事を失ったというのは、ようするに暇になったこと。
女性は暇のときはいろいろなことを考える。
それに対して男性は暇のときこそ、いろいろ動き回る。
つまりコロナ禍で仕事のない男性は、暇というより、忙しくなる。
仕事がないからこそ、忙しく仕事を求めてさらに忙しくなる。
暇で駆けずり回る男。これが男性の特徴である。
男性は仕事が順調なとlきほど、恋する余裕があるのです。
仕事が暇なときは、ピンチが先走り、恋する余裕はありません。
仕事を失って暇のくせに、かえって忙しくなった男性を私はたくさん知っている。この忙しさは仕事が忙しいのではなく、悩む時間も含めて忙しいのです。不安なことを考えて恐怖に脅えていて忙しいのです。こういう心理状態の男性には恋愛をする余裕がない。だから、コロナ禍で仕事が暇になっても、連絡を寄こさず会えないことが起こるのです。
女性は不安で恐怖に脅えたら相手に助けを求めるのですが、男性はそんなコミュニケーションをとろうとしません。どちらかというと独りで抱えるのです。たまに弱ったときに彼女に愚痴をこぼす男性もしますが、では彼女が弱っているときに助けるかというと助けません、無視します。
男って酷い。
そう思われてもしかたありません。
自分が弱っているときは、彼女に助けを求め愚痴を吐き、彼女が弱っているときは助けない。こういった薄情な男性がいるのは事実です。
では、男性に助けを求めてはいけないのか。
それは、違います。
弱っている男性に助けを求めるからいけない。
これが正解となります。
女性は弱っているとき助け合いを求めますが、男性は違います。自分が弱っているときは助けることができないのです。人のことより、自分のことで精一杯なのでしょう。
男性だって、自分が強い時は人を助けます。
仕事が順調で、将来に明るい展望が見えれば、彼女を大切にします。そのときは、彼女の悩みを何でも聞いて守ってあげることもできます。男性の恋愛観は、自分が調子いいとき、彼女を助けてあげたいのです。
ところが、男性も仕事で窮地に立たされた。
こうなったら、自分のことで精一杯です。とても彼女の子守はできません。彼女は彼女でなんとかこの窮地をしのいでほしいと願うばかりとなります。これが窮地に立たされた男の姿です。男性は自分が強くならないと彼女を守ることができないのです。
そこで、私は彼女にある提案をしました。
それは、自分を強くすること。
仕事を見つけて、前のような自立した生活を取り戻すことが先決ですよと提案しました。
今の彼は頼りになりません。
頼りになるのは自分自身です。
頼りにならない彼に頼る方がおかしいのです。
ですから、彼に頼らないことです。
これからは、自分自身が頼り。
仕事を見つけて、安定した生活を自分自身で取り戻すことです。
あなたが変われば、やがて彼も変わります。
あなたに自立力がつけば、彼も自立力が身につきます。
そうなれば、お互い力がついて結ばれることも可能となるでしょう。
対策はあなたにあって、彼にあるわけではありません。
仕事がなくなって瀕死の状態にある、彼は何の助けにもなりません。
あなたが変わればいいのです。
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体力的な問題もあるかもしれませんが。
そういう状態の時は、彼女が悩んでいても聞く耳を持ちません。
連絡をしないで放置した時もありましたが、その結果音信不通になった事もあったので、今は彼が仕事に夢中の時は1週間に一回体を気遣うメールのみ送っています。
彼に何かを求るのではなく、自分の考えや行動を変える事も必要だと思いました。