なんか…いまはそんな気分だ。
休みの日に懐メロを聞いたせいかもしれない。
昭和のラブソング。
悲しい歌ばかりを聞いていると、胸が痛くなる。この胸の痛みは、暗い気分というより、切ない気分。ああ、いい時代を過ごしたねという情感たっぷりの気分。この気分に浸れば、いま書いている記事も書き直してみたくなる。
別れは、場合によってはいいこと。
別れた方が、結ばれることよりいい思い出となる。結ばれて、夫や妻の悪口ばっかり言っている夫婦よりいい。結ばれて、相手のことを疑っているカップルよりいい。結ばれるより、別れた方が、現実の嫌な部分を見ないですむ。
別れはとても悲しいが、とても奇麗な思い出。この思い出があるから、人間は素直になれる。下手に結ばれてひねくれるより、奇麗な思い出だけを残して、別れた方がいい。
結ばれないことが決して悪いことではない。
そこには暖かさがある。
そこには優しさがある。
そこには素直な気持ちがある。
そして、そこには本物の愛がある。
今まで、結ばれない愛はにせものだと思っていた。
だが、違った。
結ばれた愛よりも、結ばれなかった愛こそが本物だった。
甘く切なく、未熟な経験不足な恋愛。
別れることが余儀なくされた子供じみた恋愛。
自信もなく、力もなく、責任能力もなく、散り去っていく恋愛。
その中で愛を求めて一生懸命生きてきたが、ついにその日が訪れた。
神による審判、最高の思い出を作るための別れの判決が下された。
その判決が下った以上、二人はわずかに残された時間で別れなければならない。電車に揺られながらドアのそばで「ごめんね」といって別れなければならない。あるいは夕暮れの色づく街角で「ごめんね」といって別れなければならない。あるいは、二人だけの最後の晩餐で「ごめんね」といって別れなければいけない。別れはとても悲しいが、心はとても素直である。こんな素直な時間は過ごせるのはこの時間だけ。悲しいが、この時間は、人生で最も思い出深い時間となる。
別れとは、いいものだ。
人間が素直になれから。
本物の愛を気づくことができるから。
人は別れることを恐れる。
だが、恐れることはない。
別れとは人間が愛の基本を取り戻すための必須条件だと思えばいい。
別れることは、素直になること。
愛の何かを知ること。
センチメンタルな記事はここで終了。
明日から、このシリーズの続きを書きます。
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今日のブログのこの言葉に、私は救われました!
どうもありがとうございます!
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5年前、とても好きな人がいました。
付き合ってはいませんでしたが、その人も好意を寄せてくれていて、仲の良かった半年間は、向こうのお休みが少ない中でも、月に1回は会ってくれていました。
そろそろ恋人同士になれるかな〜と期待を寄せていた矢先、その人の仕事がうまく行かなくなり、突然会えなくなり、結ばれませんでした。
(LINEで、『あなたには、僕よりもふさわしい人がいるはずです。』と、お別れを言われました。)
その人との結婚願望もありましたので、絶望的でしたが、友人からは、『その人は、とても誠実だと思う。』と言われました。
その時は、そうは思えませんでしたが、沖川先生のブログを読んで、『男は仕事が命』ということを学び、だんだんとあの時の別れを受け入れられるようになりました。
そして、今日のブログの言葉にも励まされました。
『あの時の別れには本物の愛があった。結ばれなかった愛こそが本物だった。』と信じて、前に進んで行こうと思います!
失恋から立ち直るのに、5年かかりましたが、沖川先生の言葉で救われました。
感謝致します!
これからもよろしくお願い致します!