これを初心という。
初心忘るべからず。
習い始めたころの、謙虚なはりつめた気持を常に失ってはならない、また、最初に思いたった一念を忘れてはいけない。
初心を発動する、これを発心という。
「何々をしよう」「これをやりたい」「将来自分はこんな人間になりたい」とかいうのは、みな発心である。発心はどんな人でもいくたびとなく経験することである。
しかし、この発心が長く続くのは希である。
最初は勢いにかられ、熱心に行なうけど、長くは続かない。たいていは途中で嫌になるものである。これが正しい習慣となるまでには、必ず弛むときがくる。仕事ひとつとっても、途中で必ず嫌になる。最後まで嫌気を起こさずにやり遂げることは極めて少ない。
恋愛でも同じことが起っている。
最初は熱烈なアプローチから始まり、雷にでも打たれたような衝撃的な運命を感じ、この世の春を謳歌した激しい情熱も、2ヶ月もすれば冷めてしまっている。そのあとは放置という体たらくな無責任な行動に出ている。
よし!読書をしようと決心する。本を目の前において読み始めるのだが、5分もすれば眠くなる。慣れない活字は頭を疲れさす。そして読んでも楽しくない。それでスマホを取り出して動画を見る。こっちの方が楽しいではないか♪さらにゲームをすればさらに楽しくて夢中になる。せっかく本を読んで勉強しようという志を立てたのに、1日で読むのが嫌になり放り出してしまっている。
どの人も、自分を良くしようという志を持っている。
そして、「これをやってみよう」と発心する。
最初は勢いにかられ、熱心に行なうけど、続かない。
こういう人は、次の言葉を覚えて欲しい。
「何度始めても、途中でやめればゼロになる」
途中でやめればゼロになるよ。すべてがね。
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