好きなものでも続けていると途中で嫌になる。
嫌になれば、続けることができない。
続けることができなくなれば、やめることになる。
恋愛でも仕事でも。
最初は勢いにかられ、熱心に行なうけど、長く続かない人がいる。そういう人は自分を愛し過ぎているから。自分さえよければいいという自己愛が、継続する力を蝕んでいる。「己を愛したら負け」「自分を甘えかす人は負けに通じる」己を愛すより好きな仕事を愛しなさい。己を愛するより好きな(彼氏・彼女)を愛しなさい。自分だけを愛して自分だけを甘えかす人は、古今東西誰一人成功した人はいない。
最初は勢いにかられ、熱心に行なうが、長く続かない人を、長く続けさせるためにはどうすればいいか。
それは、まず己を愛することをやめること。
長く続けるためには、己を愛する気持ちを犠牲にしなくてはいけない。己を愛するとは己を甘えかすこと。己を愛し己を甘えかす人は自尊心が育たない。自分勝手な自己中心的な人間にしか育たない。
自己中心的な人間は自分だけを愛している。自分さえよければいいという心が中心にあるので、好きなものでもあとから嫌になってしまうという傾向がある。惚れた仕事でも、惚れた恋人でも、あとから嫌になってやめてしまう。好きなものをやめるには理由が必要で、簡単にやめたら相手に恨まれるので、やめるための不平不満の口実をいっぱい並び立てる。
もっと自分を大切にしなさい。
自分に自信がない人、自分を粗末に扱っている人に正す言葉として使われるのが、もっと自分を大切にして、もっと自分を好きなって、もっと自分のことを愛しなさいという言葉がある。これは、自分に自信のない人に捧げる言葉だが、それを勘違いしている人が大勢いる。
自分を大切にしなさいとは、自分を甘えかすことではない。
相手を大切にするから、自分も大切にできるようになるのである。自分を大切にしなさいという言葉ばかりを都合良く使って、ワガママに自分勝手にしていいとは言っていない。自分を大切にしなさいとは、自分の愛を犠牲にして人様の役に立とうとするから自分が生きて、自分を大切にすることができるのである。
人間生きていれば、好きなものと出会おうことがある。
好きなものが、仕事だったり、学問だったり、趣味やスポーツだったり、恋愛だったりする。最初は勢いにかられ、熱心に行なうけど、長く続かない。こんな人生ばかりを繰り返している人は大勢いる。好きなものは8割方まで行くが、途中でやめてしまう。残り2割の努力が足りずやめてしまう。人間はこんなことばかりを繰り返している。
途中までいってなぜやめてしまうのか?
それは自分を愛してしまうからだ。
この愛は自己愛。自分を甘えかす愛。またの名を自己中心的ともいう。
自分を愛すれば仕事がしんどくなる。自分を愛すれば恋人が疎ましくなる。自分を愛すれば何もかもが嫌になる。人間は自分を守るために多くの犠牲を払っている。そこで出る言葉が、「己を愛したら負け。自分を甘えかすことは負けに通じる」という言葉になる。
多くの人が好きなものは8割くらいまでいく。だが、残り2割が足りなくて達成しない。達成させるためには、自分の愛を犠牲にすること。自己犠牲の上に物事は成し遂げることができる。そしてその自己犠牲は犠牲ではない。困難にさしかかるといつも逃げていた自分を奮い立たせるために克己心である。
克己心とは、
己に克つことをいう。
自己にうちかつ心。欲望を抑制しようとする意志のこという。
結局人間は、自分との戦いだ。
自分に負けたら、すべてがダメになる。
好きなものでも、途中で自分が負けたらダメになる。
せっかく掴んだ好きなものでも、克己心がなければ手中に収めることはできない。
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執着していた気がします。
だからうまくいかない
わかっているのにやれない
うまくいかないばかりに【目】を向けると
そればかりが増えていきます。
逆にうまくいってるところは
どんなところだろう
自分のいいところ探し忘れていました。
自分の好きなところ
失敗ばかりで自分を見失っていたんだと思います。
何度失敗してもいい
何度失望してもいい
落ち込んでもいいから
やめない
苦しくてもがんばる
それを続けたとき
【心】は一体どうなるのでしょうか
自分にもできたと
強い自信が湧くのかな