こんなことは想像したくないと、
誰もが思うかもしれないが、現実は彼とうまくいっていない。
彼とうまくいっていない現実が不安でたまらない。
毎日が憂鬱で、心配の種ばかり探している。
彼を失ったら自分はどうなるの?
考えるだけで、頭は混乱してしまう。
恋する乙女は、いつもそうやって心配している。
極度の心配性、これが乙女なのかもしれない。
乙女に年齢はない。
10代の乙女、30代の乙女、40代の乙女がいれば、50代、60代の乙女もいる。
オンナは灰なるまでオンナ。
オンナは恋すれば、いつだって乙女になる。
オンナが乙女になれば、いつだって心配ばかりしている。
他のどんなものよりも心配している。
仕事は平気なくせに、
他人との関係も平気なくせに、こと恋愛だけ、心配ばかりしている。
最悪なことに、
この心配は見事に的中する。
彼とぶつかり、関係が悪化してしまった。
恋人と同士の関係は、薄いガラスの板で踊っているようなもの。
ちょっとしたことで亀裂が入る。
ちょっと感情的になっただけで、ガラスの板はピキピキと音を立てて、4
崩れる。
このピキピキときしむ音が、恐怖の心配の種となる。
なんとか体制を整えようとするが、乙女は修復が下手なので、さらに地雷を踏んでしまう。
そして、ドカーン!と一気に壊れる。
二人の関係は跡形もなく消えてしまった。
だが、裁判は終っていない。
彼の審判はまだ下っていない。
彼は、まだ別れを切りだしてこない。
この時間が恐怖の時間。
心配で不安で、生きた心地のしない恐怖の時間となる。
彼の返事待ちが恐怖の時間となる。
こういったケースの場合は、
最悪の事態に備えて、心の準備をしておくこと。
やってしまったものは仕方がない。
今さらジタバタしてもしょうがない。
オトコとオンナはぶつかるものだ。
人種も違えば、価値観も違う。
だから、ぶつかるのは仕方がないこと。
もし、そんなことで別れるのなら、
仕方がないじゃないか。
別れたら、元に戻っただけ。
彼と知り合う前の自分に戻っただけ。
あのとき、自分は独りだった。
あのとき、自分には恋人がいなかった。
だから、また一からやり直せばいい。
最悪な事態に備えるとは、
失う覚悟を持つこと。
失う覚悟とは、
自立力だ。
自立力は、最悪なときに学ぶようにできている。
あなたは、たった今、それを学ぼうとしている。
不安なときこそ、心配なときこそ、
救ってくれるのは、あなたの自立力だ。
あなたならきっと、自立ができるだろう。
なぜなら、あなたは強制的にその訓練を受けているからだ。
彼という存在によって。
さて、最悪な事態を考えよう。
彼を失ったとき、あなたはすでに失う覚悟ができている。
こんなことで終るような相手では、将来の相手ではない。
だから、終るのなら終ってもいい。
わたしは、また一からやり直すだけだ。
あなたと出会う前の時間に戻って、
あなたを他人として扱うだけ。
わたしは、今まで心配性の人間だった。
このわたしが、失ってもいいという覚悟が持てた。
これによってわたしには、
最悪な事態に備えて「心配の免疫」をつくることができた。
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