自分は将来の心配と不安に悩まされている。このまま生きていくのはしんどい。自分の人生は、今後どうなるの?これからどうすればいいの?・・・ 押し寄せるネガティブスパイラルに答えが見つからないまま、悲観に明け暮れている。
どんな悩みにせよ、それは個人の問題。個人の問題だが、その人にとっては悩みの根は深く、全宇宙の問題と捉えるほど、ひとりで悩み苦しんでいる。これをただ単に、個人の問題と片付けるのではなく、悩んでいる当事者に何らかの希望を与えたいと思う。
目標があれば悩みは消える。
昔から言われている言葉だが「悩みの克服方法は目標を持つこと」目標がないから悩むのであって、目標さえあれば悩みはなくなる。「自分がこうなりたい、これをやりたい」という目標があれば、悩みのほとんどは解決できるという自己啓発の訓示。
目標そのものにも悩みがあるが、これは目標を達成するためのチャレンジ精神の前向きな悩みで、何もやることがない後ろ向きの悩みとは、ぜんぜん次元が違う。前向きな悩みは向上心を植え付け、後ろ向きの悩みは後退を植え付ける。
目標か?
ないね、そんなもの。
それが大半の人の意見だと思う。
では、目標がないと悩みは消えないの、目標がないと自分は常に不安の中にいて、悲観の中にいて、悩み苦しんでいるしか方法はないの?目標の重要性は自分でもよくわかっている。だが、今の自分には目標すら持つ気力がない。心が落ち込んでいるから。
偉人たちは最悪な状況下で目標を見つけた。残酷で地獄の世界から目標を見つけた人もいる。彼らの精神力は素晴らしいと思う。だが、自分は彼らの真似はできない。何万人にひとりという彼らの真似を非凡なわたしにできるわけない。
心が病んでいるときに目標を見つけるのは至難のワザ。心が弱っているのに、目標を持つことは、さらに精神を悪化させて自分を苦しめるだけ。
目標を考えるだけで鬱になる。
頭は混乱し、かえって精神が不安定になる。
どうせ自分は何をやってもうまくいかない。
やる気のない精神で、何が目標だ。
こんなかったるくてしんどいことに今は頭を使いたくない。
目標を持つことは至難のワザだということが、これで解ったでしょうか。心が弱っているときは、目標など一般の人には持てないのです。
では、他に方法はないのか?
あります。
ここから先は沖川の考えなので、私以外の人に通用するかどうか解りませんが、それでもよろしければ、私の考えを述べさせて頂きます。
題して、
沖川流、思想の転換。
私なら妄想を転じて福となる発想を心がけます。
ここに悩みの種子があります。考えれば考えるほど不幸な物語ばかりです。将来の不安や心配ばかりで何も良いことがありません。それで思考を変えます。どうせ考えるのなら不幸物語を幸福物語に変えて考えることにします。
やり方としては、空想を転じることです。妄想は自由に変えることができます。同じ出来事でも、妄想によって、片方は不幸物語へ、片方は幸福物語に持っていけます。片方は最悪な事態へ、片方は最悪の事態を避け成功する方向に持っていけます。
妄想は本人の自由でいくらでも変えることができます。悪い方向に持って行こうが、良い方向に持って行こうが本人の自由です。目標が見つからないのなら、せめて妄想だけでも良い方向にもっていってはどうでしょうか。空想を転じれば、面白い発見があるかもしれません。
私の空想の中には2人の主人公がいます。
「なんとかなるさ君」と「すべて何も問題なかった君」です。
不安で心配事の種は、なんとなるさ、すべて何も問題ないさ、の二人に問題を解決させています。結果はどうでもいいのです。ほら、最終的にはなにも問題なく、なんとかなったからです。
彼にフラれたらどうしょう。
最終的にはなにも問題なく、なんとかなるものです。
仕事を失ったらどうしょう。
最終的にはなにも問題なく、なんとかなるものです。
健康を害したらどうしょう。
最終的にはなにも問題なく、なんとかなるものです。
かつて自分も、過去に失恋したり、失職したり、健康を害したり、金欠になったり、夢破れたり、目標を見しなったり、奈落の底に堕ちたり、悲観して挫折したり、生き甲斐を見失ったり、やる気がなくなったりと、悪いことのオンパレードを人並みやってきました。
でもね、最終的にはなにも問題なく、なんとかなったのです。
なんとかなる。
最終的には、すべて何も問題なかった。
これですね。
いま私の中にある妄想の強い味方は。彼らが変な妄想をいい妄想に変えてくれます。不安に駆られて落胆しそうなときも、「大丈夫、何も問題ないから」と励ましてくれます。将来が不安なときも「大丈夫、なんとなるから」と励ましてくれます。
まとめ。
空想は自由に転じていいのです。
どうせ考えるのなら、悪いことを考えより、良いことを考えましょう。
大丈夫、最終的には何も問題なくなんとかなるから。
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そのあとすぐに別れたと風の頼りに聞きました。
しばらくは失恋から立ち直れなかったものの、父が、がんで余命半年と告げられたことを機に、父にウェディングドレス姿を見せようとお見合いをして半年後に結婚。
翌年には娘が産まれ、退院してすぐ末期がんの父の病院のもとへ。
孫を見せることができました。父はその1ヶ月後に他界。
その後3回流産し4度目にやっと産まれた娘は出産時の異常で
翌日には亡くなってしまいました。
発作的に睡眠薬を大量に飲みましたがなにせ病院だっので
すぐに発見されてしまい現在まで至って健康で生きています。
その後は主人のうつ病があったり、借金が出てきたり、仕事を解雇されたりと
まぁいろいろありましたが、せっせと私が働き、なんとかここまでやってこれました。
おかげさまで、娘は正社員として商社に就職。
6歳離れた息子は大学1年生になりました。
昨年、脳梗塞で倒れた主人はリハビリ中で、就労支援施設に毎日通っています。
右半身が少し動かしづらい程度で自分のことはできるし、
現在は3つの仕事の掛け持ちの私に変わり、食事の用意以外の家事はすべてやってくれます。
そして先月、マンションを借りて念願だった一人暮らしを始めました。
自宅からわずか5分ほどの場所なので、3日おきには自宅へ行き、
何日分かの主人と息子のおかずを作って帰ってきます。
最初は難色を示した主人も息子も今はすっかり、なのか諦めもあるのか
帰るときは、またねと快く送り出してくれます。
自分の人生なんだから自分が幸せを感じて輝いていたら、
その後ろ姿を見て家族は応援してくれますよ。
結婚してよかったし、主人と出会えてよかったし、子どもたちにも恵まれて幸せ。
でも自分の人生。
今の生活が50年かけて手に入れた最高の生活だと信じて毎日楽しく過ごしています。
前世は、男性だったのかなと思うこの頃です。