とくに女性は必要以上に勘が鋭く、彼のこまかな一つ一つの動作や行動「一挙手一投足」に気を配り、ことごとく気になってしまう。
デート中に彼の携帯にLINEの着信音が鳴れば気になる。しかも彼はわざわざトイレに行って、LINEに応対しているとなれば、すごく気になる。なんで?わざわざトイレで…。
彼の家にいったら、女性ものの化粧道具があった。風呂場には長い髪の毛が落ちていた。彼は「姉だか妹のもの、あるいは元カノが忘れていった」というが、果たして信用できるか?
彼のSNSを見たら、怪しい女の子の影があった。その子のアカウントを見ると、どうやら彼と親しいようだ。「誰なのこの子」と聞くと、彼は「単なる友達」と答える。怪しい…。
女性は様子が変?怪しい?と思ったら、彼のこまかな一つ一つの動作や行動がことごとく気になる。気になって気になって夜も眠れなくなってしまう。疑いだしたらキリがない。頭の中はあらぬ妄想でいっぱいとなる。あらぬ妄想を何日も何日も繰り返せば、気が変になる。
そして、
ついに我慢の限界がきた。
嫉妬に狂って爆発してしまった。
「もう我慢できない!もう許せない!」となって、彼を散々責めてしまった。ヒステリックになって、責めてしまった。自爆だ。終りだ。
こういった例は多い。
原因を作ったのは男性の方だが、でも…終ったら意味がない。人生ははかなく無常となる。男性のふしだらな行動が女性の不信感を仰ぎ、最終的には感情の爆発となって終りを迎える。なんかいい方法はないかと、いろいろと模索してみた。そしたらあった。最高の処世術が。
中国古典の一つに菜根譚(さいこんたん)という本がある。洪自誠(こう・じせい)が著したものだが、菜根譚(さいこんたん)は、清言の書として人々に愛読された。
処世訓の最高傑作の1つとして、田中角栄、吉川英治、川上哲治、野村克也、松下幸之助など、各界のレジェンドが愛読した世界的名著。そこに、人間関係の処世術があった。
この本によれば、人間関係の処世術は、三つの法則から成り立っているという。
1, 相手の小さな過ちや失敗をいちいち咎めないこと。
2, 相手の隠しておきたいことをわざわざ暴かないこと。
3, 相手の過去の過ちをいつまでも覚えておかないこと。
そうすることで、己の人格が高まるし、何よりも人から余計なことで恨まれることもない。
なるほどね。
そういえば、「自分はこの三つを前からやっているな」と気づく。人の失敗を咎めないし、人の隠し事を暴かないし、人の過去の過ちをいつまでも覚えていない。基本「人を許す」ことをやっているので、これによって損をしたことは一度もない。まあ…損を損と認めない鈍感の部分もありますけどね。
私は「嫉妬や怒りは、人間が持ってはいけない感情だ」という処世術を持っているので、菜根譚(さいこんたん)に記している人間関係の処世術はそれに匹敵するものだと思います。
あなたも、この三つの人間関係の処世術を導入したらどうでしょうか。そうすることで、人間としての器は大きくなると思いますよ。
最新の予約の空き状況はこちら
- 関連記事
-
- 彼の様子が変?浮気でもしているのではないかと心配しているあなたへ。
- 女の子は好きだけど、でも女の子は恐ろしい。
- 男の浮気封じ、ブレーキのかけ方
- こんな時代に生まれた女性たちは気の毒です。
- もし、女性がデーティングシステムを採用すれば、男性には勝ち目がない。