なんでもっと返事を早くくれないの!なんでもっと会えないの!なんで・なんで!!恋する女性は、そうやって男性を責める。
彼の回想録によると、
過去の恋愛は、いつもそれで終っていた。歴代の女性たちは、みな彼の仕事が忙しくなると、ワガママをいって自爆して終った。
彼の口癖はいつもそうだ、
「過去の女性たちは、みんな仕事の邪魔をしたから終りにした。」オレ嫌なんだ…そういうのが。「もっと連絡ちょうだい」「もっと会いたい」と言われるのが嫌なんだ。ただでさえ、仕事が忙しくいっぱい・いっぱいなのに、女の都合で仕事の邪魔をされるのが嫌なんだ。
「仕事の邪魔になると終りにする」これが彼の口癖。これを現代付き合っている彼女に忠告する。過去の女性たちとは、いつもそうやって終ったと忠告しておけば、いま付き合っている彼女は、「自爆しない」というもくろみが彼にあるのだろう。
この忠告を聞いた今カノは、(わたしは自爆をしない)と心がける。それも彼の計算の内。だが、彼は女性を信用していない。果たして自分が忙しくなったときに、今の彼女はおとなしく待てるのか?それとも待ちきれず自爆するのか、彼女の人間性をテストする。
試験にかけられた女性。
女性は好きな人に嫌われたくないので、試験に合格するため努力する。彼の仕事を邪魔してはいけない。「もっと連絡ちょうだい」「もっと会いたい」といってはならない。彼に執拗な要求をしてはならないと自覚する。彼はこういうのが嫌いだから。
女性の勘は鋭いが、また洗脳されやすい。彼女は彼の言葉によって、洗脳されてしまった。歴代の彼女たちの失敗を自分はしないと心に決めた。
「仕事の邪魔になると終りにする」
過去の女性たちはいつもそれで終った。仕事が忙しくなり放置して終った。自分は仕事人間で、仕事が中心の男。仕事が忙しくなるとついついワークホリックとなってしまう。
それによって、いつも女性たちに嫌がられ、文句をいわれて終ってしまった。中には浮気をされた女性もいる。自分が忙しく構ってあげられなかったので、よその男とできてしまった。いつも自分は、文句をいわれて終るか、浮気をされて終るかのどっちかだ。
こういう男性って多いね。
こういう男性のことをなんと称するか?
単なる「ひねくれ者」。
これが私の考え。
君たちは若いから騙される。
私は若くないから騙されない。
私はひねくれ者は相手にしない。
だから、洗脳もされない。
「仕事の邪魔になる彼女は終りにする?」いつもそうやって終った。放置したら終ってしまった。脳の前面(前頭葉)だけ発達したエリート思考の考えでは、この先生きていけない。感情を司る脳(人を思いやる脳)を発達させないと、幸福も成功も手に入らない。これがこの手のタイプである、「ひねくれた男」にはわかっていない。
私は脳学者ではないので詳しくはわからないが、私なりに脳について説明すると、脳は2つに分れている。
1、理性脳。
2、感情脳。
理性脳は仕事をやるための脳。
感情脳は恋愛や結婚などの愛の脳。
簡単に説明すると、そうなる。
つまり、脳は理性と感情のバランスでできている。理性脳だけではバランスが崩れるし、感情脳だけでもバランスが崩れる。両方のバランスがとれて、脳は正常に保つことができる。
仕事人間に鬱が多いのはそのせいである。また恋愛人間に鬱が多いのもそのせいである。理性脳と感情脳のバランスを取るからこそ、人間は幸せに生きていけるのである。
この考えを持って、ひねくれた男と付き合うとなると。
私なら付き合わない。
彼がもう一個の脳(感情脳)をマスターできれば、付き合ってもいい。理性脳の男と付き合っても面白みはない。クルーで冷たく生意気で、ひねくれた性格でイライラするだけ。イライラする時間を過ごしている暇は私にはない。
よし!では、彼のテストに合格してやろう。
それは私が放置すること。
彼の仕事が忙しくなれば、こちらから放置すればいい。その間、彼のことは何も考えず、好きなことをやればいい。これでテストは合格する。
私のやり方は、ただテストに受かるだけではない。彼のもう一個の脳を動かすための作戦も実行する。それは、「彼に愛を失う恐怖」を与えること。彼だって人間だ。愛なしでは生きていけない。愛を失う恐怖を与えることで、彼の感情脳は全面開花する。
やり方は?
内緒。
来たときに教えよう。
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