では、前回の話を続けます。
彼と連絡が取れなくなった女性の頭の中はいろいろなことがぐるぐる回り始める。そして思い出す。彼が職場の特定の女性と頻繁に連絡をとっていたことを…思い出す。
デート中に彼は何度もスマホをいじっていた。わたしとの食事中でも彼は二人の会話をよそにおいて、スマホばかりをいじっている。どうやら職場のスタッフと仕事の件で連絡している様子。「スマホばかり見てもう!」と私が注意しても、彼は「ゴメンね」といいながらも、スマホばかりみている。そしてチョコチョコと送信している。彼はスマホ依存症である。
そのなかに、怪しい女性がいることを思い出した。彼にしょっちゅう連絡してくるB子という女性。他のスタッフはそれほど連絡がないのに、B子だけはマメに連絡してくる。彼もB子にマメに返信していた。
B子が怪しい。
そこから彼女の疑いはあらぬ方向に展開していく。すでに皆様もお気づきの通り、女性のネガティブの世界が広がってくる。モヤモヤと…。
女性が怪しいと思ったら、それを止めることはできない。怪しい思いがどんどんとエスカレートしていって、ついに嫉妬の権化となる。
彼女のネガティブはとうとう限界となって、彼にぶつけてしまった。
「あなたは試験勉強に忙しい・忙しいといっておいて、私のことちっとも構ってくれない。他に女でもいるの?」あ、、、とうとう言ってしまった。男性が最も嫌がる最悪の言葉を。
彼は「そんなことない、誤解だよ」と弁明しても、彼女は{B子がいるでしょ。あなたはB子と頻繁に連絡をとっていた。B子と浮気をしいるのではないの!」彼は「バカをいうなよ、B子は同僚だよ。プロジェクトを一緒にやっているから連絡が頻度が多いだけだ」といっても彼女は聞き入れてくれない。
そこから二人の関係はギクシャクしてきた。あれだけ仲が良かった二人は、もうそこにはいない。
それからしばらくたって、彼から「お別れのLineがきた。
「君のことが好きだったけど、君とはもうやっていけない。だから君とは別れたい。終わりにしよう。さようなら、今までありがとう」というメッセージ。
彼女はパニックになった。
まさか?
こんなことで終わるなんて夢にも思わなかった。
彼女は慌てて彼に謝罪したが、彼は聞き入れてくれなかった。疑いを持たれた男性は殻に閉じこもってしまう。彼女の力ではとても開けることのできない地中深い殻に閉じこもってしまう。
「浮気でない」ものに嫉妬すると、こういうことになります。こういったシチュエーションは、実は結構多いのです。
これを防止する方法は、なんでもかんでも疑うのではなく、冷静に客観的に相手のことをみることです。そこまでは皆さんなんとかできると思いますが、冷静に客観的にみなさいといっているのは相手のことだけではありません。
「あなた!」あなた自身のことをいっているのです。自分自身を冷静に客観的にみること。それが今回の失敗を防ぐ、最善の方法となります。
彼女が誤解したことも、なんとなくうなづけます。男性はよう語らないからです。自分の忙しさの状況を彼女にうまく説明できる男性はいません。みんなそう、男って奴は説明不足なのです。男性がちゃんと説明しないから女性が疑って誤解してしまう。このことに男性自身が気づいていないのです。
ここで学ぶべきことは「男性は説明不足」これを覚えることですね。
さて、
この状況で彼女は彼と復縁したいという。
また…。
めちゃくちゃな要請。
これじゃまるで、「トム・クルーズのミッションインポッシブル」ではないか。私は、あなたのミッションを受け付けるるCIAの情報部員ではないのです。ですからそれは無理です。
それでも、要請してくる。
「はいはい」では受け付けましょう。あなたのミッションを。
話はまた続くことになりましたね。
続きは次回です。
最新の予約の空き状況はこちら
- 関連記事
-
- 「相性が良くても、嫉妬をすれば別れることになる」その4,別れた後の復縁は信頼関係に全力を尽くす。
- 「相性が良くても、嫉妬をすれば別れることになる」その3、別れた後の復縁。
- 「相性が良くても、嫉妬をすれば別れることになる」その2。
- 相性が良くても、嫉妬をすれば別れることになる。
- デキちゃった婚は、非常識でルール違反か?