下手に経験があるほど失敗は痛ましい。子供が失敗したのなら立ち直りが早いが、大人の失敗は立ち直りが遅く後に引きずる。子供の失敗は後悔があまり残らないが、大人の失敗は後悔ばかりが残る。
なぜ子供は失敗から立ち直りが早いか?それはもうしょっちゅう大人から「あんなことをしてはダメ、こんなことはしてはダメ」とダメ出しをされているから。失敗するのが当たり前のようになっていて、失敗してもをあまり恐れない。転んでもすぐに起き上がるのが子供の性格。
それに対して大人は、成長するにつれてあきらめないことを覚える。学校で社会で仕事で強制的に「あきらめずに最後までやりなさい」ということを教わる。失敗は落伍者のように扱われ、失敗するのを恐れるようになる。失敗は人間の恥だ。こんなことができないのは頭が悪く常識がないからだと言われるのを恐れるがあまり、失敗を恐れるようになる。
だから失敗すると、自分は人間として失格だと思い込み、あきらめることに抵抗するようになる。失敗からの立ち直りが遅いのは、あきらめることを恐れるがあまり立ち直りが遅い。つまり、下手な経験は立ち直りを遅くするということになる。
分別をわきまえた大人の失敗は立ち直りが遅く、あとから厄介となる。とくに大人になっての失恋はショックが大きく立ち直りが遅い。若い子みたいにそんな男さっさとあきらめて次にいけばいいが、大人は次にいけない。もう若くないから次がないのだ。だから、執着してしまう。
大人の恋愛はあきらめが悪い。
あきらめが悪いからあとから厄介となる。
どんなことが厄介かというと、いつまでも執着してしまうから。子供は失敗から学ぶものが多いが、大人はあきらめずに最後までやり遂げることから学ぶ。あきらめは大人の恥となるので、とことん最後までやり続けようとする気持ちが出てくる。
はい、ここまでは一般的な論調。
ここから先は、もう一歩上の大人を目指そう。
もう一歩上の大人とは何か?
それは、「執着しない大人になること」
ここから先は執着しない大人を目指そう。
子供は失敗から学ぶ。
大人はあきらめないことから学ぶ。
どっちが優れているかというと、もちろん経験を積んだ後者の大人。失敗から学び、成長するにつれてあきらめないことを学び、最後に成功を納めるのが大人の考え方。この考え方は素晴らしい。だが、執着をいれてはいけない。一歩上の大人になるためには、潔さも身につけなければいけない。執着するのではなく「あきらめよう・・・そうすればうまくいく」を覚えなくてはいけない。
世の中の事柄がすべて成功するわけではない。
すべての恋愛が成就するわけではない。
命がけで好きになっても、叶わないものは叶わない。
叶わないものに執着するより、そんなときは「あきらめよう・・・そうすればうまくいく」を活用すればいい。大人のあきらめ方は怒りや苦しみではない。「相手の幸せを願ってあきらめること」「相手を祝福してあきらめること」これが一歩上の大人の考え方。一歩上の「潔くあきらめられる」大人を目指そう。
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一歩先の大人の女性を目指し、綺麗な自然消滅をする気持ちに導いて頂いて心が少し軽くなりました。
先生は、彼はまだ私の事は好きですよ。と言って下さいましたが、やはりしつこくした為に冷められたのではないかとゆう気持ちだけが拭えず、苦しい気持ちになります。私が前向きになれるように先生はそのようにおっしゃったのでしょうか、、。
諦める、執着せず自然消滅する決意は固まっております!やはり失恋なのでしょうか、、ぐずぐずとすみません、、