毒親に負けないこと。
世の中には、家庭環境が悪かったことに悩んでいる人がいます。また毒親に洗脳されて悩んでいる人がいます。
親が毒親、家庭環境が悪い。このような悩みを抱えて相談に訪れるお客様も少なからずいます。
これが男性なら、「こんな親は嫌だ!」といって出ていくこともできますが、女性はなかなかそういうわけにはいきません。男性に比べて女性の方が愛情深いので、親を見捨てることができず、居残る場合があります。
居残ったら居残ったらで大変。家庭内のトラブル、いろいろな確執に巻き込まれることになります。とくに母と娘の確執は最凶。娘が母親の奴隷となっている場合もあります。
女同士はライバル。親子という張り合う関係。娘に彼氏ができようものなら、娘の恋愛を阻害して邪魔をする。娘が幸せになれないように不幸に持っていく。こんな男やめておけと、男の悪口を散々聞かされる。
男不信、男への憎しみがひしひしと伝わってくる。そうなってしまった原因も母が離婚したことにある。
よそに女を作って出ていった夫。この恨み一生忘れない!と言わんばかり、男の悪口を言い続けるのも、ある意味仕方がないこと。「男なんて信用できない」これが母の口癖となっていた。
母子家庭で育った。幼な心で、父に捨てられた母が可哀そうだと思い、ずっとそばにいた。だが、自分も年頃になって、自分の家庭を築きたいと思うようになった。そのためには母の反対を乗り越えなければいけない・・・。
親子の確執を聞いて、いつも私が思うのは、このままではよくならない。母娘そろって不幸になる。そうならないためには、早く実家を出て自立すること。
私の考えでは、親の犠牲にならないこと。いつまでも親の犠牲になってはいけない。まして毒親の犠牲になったら、一生その親のことを恨むことになる。我慢して一緒に暮らしてもいいことはない。人生はそのまま不幸となる。
これは薄情だ、これは親孝行の道から外れている、というご意見もあるだろうが、私はそうは思わない。私も子供を持つ親なので、我が子を不幸にする親の方が罰当たりだと思っている。
「子の幸せを願わない親がどこにいるだろうか」子供を自分の都合で奴隷扱いしてはいけない。子供には子供の夢がある。その夢を壊す親は、親として失格だ。
子も独立して親も独立すること。共依存の世界にいてはふたりともダメになる。「子供は育て捨て」でいいのである。
「誰のお陰で、あなたは育ったのよ。私が苦労したから育ったではないか。子供はね、親の面倒を見るものよ。よそのうちはどこでも年老いた親の面倒を見ているのに、あなただけ私を見捨てようとしている。こんな薄情な子に育てた覚えないわ」と…泣き出す。
母が泣き出せば、娘は出ていくことができない。こんな親だが、育てたもらったという恩が金縛りとなって出ていけない。
こんな親だが・・・育ててもらった恩が金縛りとなって自立することができない。
こうやって、多くの子供が親の犠牲となる。
それでも私の提案は、やはり自立しなさいである。
親の犠牲になってはいけません。
とくに毒親の犠牲になってはいけません。
毒親の犠牲になれば、一生その親のことを恨むことになります。そうなれば、親も子も最終的には不幸になります。
基本的に親というものは、子の自立に反対などしません。とくに毒親なら、尚更反対しません。子供には早く出て行って欲しいのです。「誰のお陰で育ったのよ」という嫌味な言葉で金縛りにあうことなく、実家を出て自立することです。
まともな親が、「誰のお陰で育ったのよ」などという言葉はいいません。子供を育てるのが親の役目、それによって親も幸福感を味わっているからです。よくぞ自分の子としてこの世に生まれてくれた。この子がいるお陰では親は幸せだった。これが本来の親の気持ちです。
子供を奴隷扱いする親は、もう親とはいえません。悪魔の化身を被った毒親です。毒親とは一緒の生活はしないことです。毒が回って子供も偏屈な性格になるだけです。
人間の基本は、親からの独立です。
子がちゃんと独立できるから、親孝行ができるのです。毒親でも自分の親です。自分が独立して豊かになったら、あとから親孝行をすればいいのです。そのとき親はもう毒を吐かなくなっているでしょうから。
最後に、
親の犠牲になってはいけません。犠牲になることより、独立することです。あなたの思考を変えてください。
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努力は面倒臭いからやらないし、反省は自分を傷つけるから思考の放棄をして逃げる。自己擁護ばかりだから成長できないのでしょう。
挙句に欲求不満やうまくいかない人生は、何の疑いなく他者の責任にして、自己憐憫の世界で生き続けているのです。
関わる者の人生を犠牲にします。
ハイエナやハゲタカのように節操なく幸福を食い散らかします。
老若男女に言えると思いますが、
成長しない人。成長できない人。
それは、生ける屍です。
サヨナラ。
塩撒いておきましょ。