この言葉に悪気はない。
この言葉の意味は、単なる男の本能。「男は仕事が命だから」、忙しくなれば当然どの男性も同じことをいう。男性にとって、これはごく当たり前の考えで、悪気はないと思っている。
それに対して女性は、
男の人に仕事が忙しいと言われるとひどく傷つく。仕事を理由にわたしのことを避けている?と勘違いしてしまうからだ。
男性は仕事が忙しいのだから会えないのは仕方がないと当たり前のように言っているが、女性からすれば仕事が忙しく会えないのは当たり前だとは思っていない。男性はこの言葉に悪気がないと感じているが、女性からすればひどく悪い言葉に感じてしまう。
男と女には思考の違いがある。
人類が誕生して何十万年も経過しているが、この思考の違いだけは未だに埋まっていない。男と女は別の惑星からきたみたいだ。男と女というより別の惑星の金星人と火星人が付き合っているのかもしれない。(ベスト・パートナー)を引用すればこうなる。
うまくいくカギは?
男性はいかに女性の性質を知るべきか?女性はいかに男性の性質を知るべきか?にかかっている。
男性は男性だけの本能に従って女性は女性だけの本能に従えば、両者は必ずぶつかることになる。男女関係がうまくいかなくなる最大の原因は、自分たちの考えに固執するからだ。
相手の性質を見抜けばイライラすることもなくなる。別の惑星の異なった考えの持ち主にイライラしても、こちらが損するだけ。イライラしない頭の良さを作ろう。
会えない理由が仕事が忙しいから。その言葉でひどく傷つく女性が多いのも確か。だが、その言葉で傷つくのはバカバカしいと思うことだ。
また中には、男性の仕事の忙しさを理解している女性もいるが、ホントのところは理解していない。理解している風を装って、心の中では傷ついている。
だって、付き合っている彼が仕事を理由に恋愛にやる気を失くしたという態度が見え見えだから、分かっているつもりでも、実際のところは嫌なのである。
男性の仕事が忙しいのを理解できない女性でも、男性の仕事の忙しさを理解しようとしている女性でも、会えないとなると傷つく。
はい、そこまで。
この傷つくってなに?
傷つくの、やめようか。
傷つくのをやめる思考を手に入れよう。手に入れるためには相手の性質をみ見抜くことだ。見抜けば新しい知恵が生まれる。新しい知恵が生まれれば、これを訓練することによって、思考も新しくなる。思考が新しくなれば、心も傷つかなくなる。
うまくいくためには、このままでうまくいくと考えてはいけない。新しい思考を手に入れて、愛の技術を磨くことだ。
なんで、わたしだけ我慢しなければならないの?やめようか、こういった古い思考は。この思考でうまくいった試しがない。
思考を変えることは我慢ではなく未来の自分を豊かにするためにある。未来が豊かになれば、我慢などなんとも思わなくなる。未来の思考を手に入れたものが勝ちとなる。勝てば今までの苦労は報われる。
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