なぜ人は、彼のことを悪く言うのですか?

友人は「彼は最低の男だから別れなさい!」という。

先生も「彼は偽物だから別れなさい!」という。

彼と一緒に居ても幸せになれないことはわかっています。それでも、わたしは彼のことが好きなのです。

周りからすれば「困ったちゃん」。

私からすれば、「困ったちゃん」がいっぱいいるので、困ったとは思わない(アハハハ・・・) 困ったような面倒なことに巻き込まれるのがこの仕事なので、なんとも思わない。困ったちゃんに勇気を与えるしかない。

さて、どうやって勇気を与えるか?

その前に困ったちゃんにお願いがあります。

もっと自分の意思表明をしたらどうでしょう。

「周りからすれば彼は最悪な男だけど、わたしからすれば最良の男です」と意志表明してください。それがないから、彼は最悪の男だから、彼は偽物だから別れた方いいと周りから言われてしまうのです。

周りの判断も私の判断も、別れた方がいいという結論になったのは、あなたの事情説明に問題があるということです。彼とうまくいっていない事柄ら、彼の悪口ばかりを列挙するから、周りから彼は悪い男だと判断されてしまうのです。

もちろん、何があったか?時系列の事情説明は必要です。付き合ってから事態が悪化するまでの説明がないと聞いている方は何をアドバイスしていいのか分からないからです。聞き手は経緯を把握しないと、自分の考えを述べることができないから経緯の説明は必要です。

多くの女性が経緯の説明が下手です。そして、ネガティブです。いい話よりも、彼とうまくいっていない悪い話の方が多いからです。

彼に嘘をつかれた。彼に浮気をされた。彼に無視され音信不通にされた。彼の暴力とモラハラにあって精神的にかなり追い詰められた。彼の女グセが悪く、いつも嫉妬に狂っていた。彼の思いやりが感じられない。彼の愛が感じられない。ここで述べているのはほんのわずかで、実際のカウンセリングではこの100倍はひどい話があります。

経緯が事実なら、誰が聞いても「この男は悪い男だ」という審判を下します。最高裁の判決でも「有罪」と確定するでしょう。そうなってしまうのは、説明する側がネガティブだからです。心が病み、苦しくなれば、人は助けを求めて、彼のことを悪く言う性格が出てしまうのです。つまり、人間心が病めば愚痴が多くなるということです。

ネガティブ発言が多ければ、
「彼は最低の男だから別れなさい!」「彼は偽物だから別れなさい!」という第三者の答えとなってしまいます。

もちろん、時系列のひどい目にあったことは事実して述べていいですが、それ以外に彼との関係で良かったことも述べることです。欠点だけではダメで長所も述べることです。

悩んでいる女性はひどい目にあったという欠点だけを見ています。もっと彼の良いところをたくさん見るようにしてください。


最悪な男だけど、別れたくない。彼と一緒に居ても幸せになれないことはわかっています。それでも、わたしは彼のことが好きなのです。その言葉を発したあなたは、彼の長所を見ているはずです。私たちは見ていませんが、あなたは彼の長所を見ているのです。だから、最悪な男だけど、好きだから別れたくないと言っているのです。

これをもっと表明してください。
あなたの意志で表明するのです。


「最悪な男だけど、私は彼がすきです」彼とうまくいく方法をアドバイスしてくださいといえば、私は困ったちゃんの味方になります(笑)このままではうまくいかない思考を変えて、うまくいく思考の方へあなたを持っていけるでしょう。


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