男「君はいつも肝心なことを言わないね。何を考えてるのかわからないよ」
女「好きな人に嫌われるのが怖いの。緊張して何も言えないの。男なら察してよ」
人は好きになり過ぎると、自分の気持ちを相手に伝えることができない傾向があります。下手なことを言って勘違いされ誤解されたくない。嫌われたくない。こんな女だと思われたくない。などなど、「好きな人に嫌われたくない防衛本能」が働くと思います。
本当に好きな人に対しては誰しもこうなるのではないでしょうか? ガラス細工のような壊れやすい心で、自分から行動することはできない。あとは、嫌われないように細心の注意を払うだけ。こんな風に金縛りに合うと思います。
いったい何を考えているのかわからない。ずっと黙っていたが、僕は長い間我慢していた。君がいつか心を開いてくれるのではないかと我慢していた。だけど、君はいつまで経っても心を開いてくれない。もう限界だ! 心を開いてくれない君とはもう付き合えない!
男性に「君が何を考えているのかわからない。僕に言いたいことがあれば素直になんでも言って欲しかった」と言われ、別れに至ったケースも少なくありません。「君が何を考えいるのかわからない」と彼に言われたとき、あなたならどうしますか?
それに対して女性の意見は。
何を考えているのかわからないのはこっちのほうよと逆切れしてしまいます。
そもそもそんなことで別れを切り出す男は、その時点で、彼女を愛していないのだと思います。
一方的に、我慢の限界とか言って自爆するような人とはやっていけません。だって、言ったからと言って何か変わるの? こんな男は、こっちから願い下げです。好きだからこそ何も言えなくなることが理解出来ない、そんな人と、やっていけますか? この先。
男の方が何を考えているかわからない。
私なら逆に質問を返します。すると、相手は自分の心理を投射した答えを言うはずです。男はどうして大切な事から逃げるのかしら? 大切な事を話させない男、大切な事を先延ばしにする男。
私は逆に、何を考えているのかすぐに分かると言われます。
当然です。隠さないからです。でも、それは表向きです。本当に大事な事、心の奥の柔らかい事、それは、そんなにしょっちゅう、いつもいつも口にはできないです。いつも心から話すなんて、疲れます。だけど、本心は出しています。行動に。いつもそばにいる事が答えです。
とても大事な場面だから、もっと彼の思いを引き出します。
「どんな時にそう思ったの?」 と具体的に場面を言ってもらい、覚えていたら、その時の自分の思いを正直に話します。
やはり女性の方が1枚上手ですね。
「君が何を考えているのかわからない」だから「別れよう」という男は「浅はかだ」ということです。
男性は言葉の使い方が下手ですね。
ずっと気になっていたところを、このままでは良くないから改善しようという気持ちで言うべきではないでしょうか。言い方を間違えれば彼女が傷つくことになる。それを配慮するべきです。
また、女性も彼が言った言葉を、そのまま自分の欠点を指摘されたと鵜呑みするのではなく、またその言葉に傷つくのではなく、彼は警鐘を鳴らした(事態が悪い方向へ向かおうとしている事を指摘した)と受け止めてはどうでしょうか。
そうすれば、彼の自分の欠点を指摘したネガティブ発言は、二人の関係をよりよくするためのチャンスとなります。「君が何を考えているのかわからない」その言葉をチャンスだととらえ、二人の関係をより良くするための改善策にしたらどうでしょうか。
改善策にするには、物事を冷静に客観的に判断することです。そうすれば嫌味たっぷりな言葉でも、その奥にある真意を掴むことができます。真意を掴むことができる女性は男性から尊敬されます。男より1枚上手の女を目指してください。
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