ホーム > 人生哲学 > 努力と頑張りを味方にしよう。
楽をすれば苦しくなり、努力をすれば楽になる。

努力して楽になるとサボってまた苦しくなる。苦しくなればまた努力していく。

人間はこれの繰り返しだ。余裕のある人はほとんどいない。みんな限界ぎりぎりで頑張っている。限界ギリギリの人生を多くの人が歩んでいる。

ならば、ずっと努力して楽になる貯金をしていけばと思うのだが、なかなかそうはいかない。努力を継続するのはとてもしんどいことなので、しんどさに耐えられなくて努力をやめてしまう。

人間はギリギリで生きている。不思議とどの人もギリギリで生活している。働かなければ食べていけない状況に多くの国民が追い込まれている。

努力をすれば楽になる。
だが、努力を続けるのはしんどい。


いったい自分はどこまで努力しなければいけないのだ。どこまで頑張らなければいけないのだ。死ぬまで永遠に努力して頑張らなければいけないのか!「もう勘弁してよ」といいたくなる。

一生続く努力を誰も褒めやしない。一生続くと思うと、もう苦しくてたまらない。早く楽になりたい。宝くじでも当たらないかな、株でひと儲けできないかなと安易に考えるのが人間の悪い癖である。

多くの人がギリギリの生活をしている。サボれば苦しくなり努力をすれば少しは楽になる生活をしている。楽になるよう努力を続けることができればいいのだが、苦しみに耐えきれない人間のサガが邪魔して、いつまで経っても余裕のある生活ができない。

それで人間は努力という言葉を忌み嫌い、頑張ろうという言葉を忌み嫌うようになる。この二つの言葉は、精神的に人間の心を追い込むからだ。

努力して頑張って良くなればいいが、中には良くならないものもある。そうなると人間は頑張って鬱になったり努力して鬱になったりする。「頑張れ、努力しなさい」という言葉は、やがて禁句となり、忌み嫌う言葉となってしまった。

「努力しなさい、頑張って」が忌み嫌う言葉となってしまったか・・・結果がでないと当然そうなるね。努力しても無駄、頑張っても無駄となると、この二つの言葉は人間に嫌われても仕方ない。なぜならこの二つの言葉は人間を追い込むからだ。

結果が出ないのはオマエの努力が足りないからだ。結果が出ないのはオマエの頑張りが足りないからだ。パワハラ上司にいじめられている気分になる。

「努力」や「頑張れ」がそこまで嫌われたか・・・可哀そうだね、努力君や頑張り君が。誰か友達になってよ。人々に嫌われて報われない「努力君」と「頑張り君」が寂しがっているよ。


「努力君」と「頑張り君」と友達になる方法がある。

それはあまり期待しないことだ。成果を上げようと期待しないで、ただ仲良くなればいい。仲良くなれば辛いと思わないし、苦しいとも思わない。いつでも隣にいる仲間だ。仲間なら一緒に向上心を持って成長できるだろう。

仲間外れにされた努力君と頑張り君をあなたの仲間に入れよう。来る日も来る日も遊んであげよう。こいつよく頑張ったな。こいつよくここまで努力したなと褒めてあげよう。

そうすることで、皆から嫌われた「努力君」と「頑張り君」があなたの味方になる。今までは嫌々努力して頑張っていたから味方にならなかった。今は味方だ。あなたの最高のパートナーだ。「努力君」と「頑張り君」を味方にすれば、人生恐いものなしとなる。

それによって、あなたはギリギリの生活から脱出することができる。




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コメント

頑張って!と言われると

これ以上どう頑張れと言うんだ!
もう限界だ!言うな!

と、感じてしまう私です。
なので、他の人にも言いません。

こちらのブログは、もっと深く読み解かないと自分に落とせそうにないです。
仲良しになる…どう仲良しになってあげようか、ちょっと考えてみます。
ありがとうございます。

"怠惰を求めて勤勉に行き着く。 "ですね。
めちゃくちゃ面倒くさがりだし、極力楽をしたい。
楽をしたいから、歯を食いしばって嫌なこともやってるだけ。
はたから見たら、文句も言わず努力してる人ってすごいなって思いますけどね。
自分を甘やかすのは自己責任。個人の勝手ですし、楽をしたければずっと楽をしてもいいと思う。
その数年先に"後悔"がないのなら。

No title

努力とは、問題解決に努める力と実現に向けて務める力です。

それぞれの問題に、それぞれの実現に向けて努力していきましょう。

努力しなければならない。
頑張らなければならない。
我慢しなければならない。

あぁしなければならない、こうしなければならない 。
自分不在の指示命令。
自分不在の他人の目や評価や価値観による拘束は世の中は溢れている。人々は疲れている。

頑張りの励ましや賞賛と同じくらいに、頑張りすぎて燃え尽きた人に、手を差し伸べる「もうそんなに頑張らなくていいよ」と言う言葉も大切にしたいと思います。

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