ホーム > 人生哲学 > 悩むことは贅沢なこと。それこそ生きている証拠だ。
「悩むことは贅沢」

そういった発想はなかった。

どちらかという悩みを排除する派だった。

悩みの世界にいるのは無駄なこと。生産性も生まれず利益も生まれない。悩む時間があればもっと有意義なことをことに目を向けること。向上心を持って前向きなことにチャレンジすること。明るい未来に向かって、希望のある未来に向かってチャレンジすること。

悩みは人生を無駄にする。その世界に長くいれば人生そのものも破綻させる。ずっとそう思っていた。

なにの・・・人間は悩んでばかりいる。私は、悩み多き人々を何万人と相手している。

無駄なことなのに、なぜ悩む?

「悩むことは贅沢だから」

そうか。

悩むことは贅沢なんだ。

だから、みなさん贅沢な悩みを抱えてこちらに来ているのだね。

合点がいった。

考えてみれば、悩みがなかったら人間でなくなる。

人間は生きている間、なんだかんだと問題を抱えて悩む。

悩みがあるということは生きている証拠だ。

そして、悩みは人を成長させる。

思えば、自分も悩みによって成長できたし、多くの人が悩みによって成長できている。悩みは生産性を生まないのではない。悩みを克服することで生産性が生れ利益が生れる。

なんの悩みがなくボーっと生きている人間より、どうすればこの問題を解決できるかと一生懸命悩んでいる人間に神は問題解決のヒントを与える。

悩みとは、思考を現実化させること。

悩んでいる最中の思考は停止していない。常にそのことに対して朝から晩まで考えている。考え過ぎて妄想の世界に入ってしまい、さらにネガティブの世界にはいってしまい、頭の中がカオスになって混乱した状態のことを悩みという。

悩みは思考を現実化させる。だが、悩みの状態では思考は現実化できない。なぜ現実化できないのか?それは答えが見つかっていないからだ。問題の解決策が見つからない。問題の方向性が見つからない。この方法でいこうという具体的な方法論が見つかっていない。

悩みの正体とは、「答えが見つかっていない」状態のことをいう。

答えが見つかっていないから人は悩むといっていいだろう。

具体的な解決策が見つかれば人は悩むことはない。問題解決に向かってこの方法が正しいという確固たる信念のある方法論が手に入れれば、人は悩むことはない。あとはその解決策を信じて邁進するだけである。

だが、この解決策はなかなか見つからない。人間というのは、自分がこうしたいという答えがなかなか見つからないようにできている。答えが見つからないから悩む。もし、自分がこうしたいという答えをすぐさま見つけられる人ならば、それは奇跡を生む人となる。

奇跡を生む人は、悩みの中から生まれた。

悲観に明け暮れた最悪な状態から生まれた。

いくつもの苦痛に苛まれた最悪な人生から生まれた。

そして、彼らは悩みに悩みを重ねて答えを見つけた。

この答えを見つけ出すのに、相当苦労して相当悩んだ。

中途半端な悩みではない、それこそ命を削るような悩みから答えを見つけた。

人間深く深く悩めば、あるとき電球のような光を「パッと」見ることができる。

これが神から与えられたヒントでありアイデアである。

それで彼らは答えを見つけた。

なぜ、あるとき、そのヒントを見つけたのか?

それは思考が現実化したからだ。

人間の人生は、その人が考えていることがすべて。

その人が日がな一日何を考えているかで人生が決まる。

一日中考えている集大成が、その人の人生を作る。

そして、考える思考は悩みによって形成される。

なにもなければなにも考えずにボーっと生きていける。ボーっと生きれば、ボーっとした人生を送ることなる。

一日中、イライラすることばかり考えていれば、頑固おやじかヒステリックおばさんになって、不平不満の人生を送ることになる。

一日中仕事のことばかり考えていたら、愛のない仕事人間の人生を送ることになる。

一日中恋愛のことばかり考えていたら、生産性の上がらない人生を送ることになる。

人間は何を悩み、何を考えるかで、その人の人生を送ることになる。一日中考えていることがその人の人生を作るからだ。

悩みの正体とは?

悩み=答えが見つかっていないことをいう。

すると、なんの答えを見つけるかだ。

その問いに私が答えよう。

答えとは、

「完成」だ。

答え=完成。

恋愛であれば成就。

仕事であれば成功。

つまり、自分の望みを完成させること。

皆さん答えが見つかっていないから悩む。

答えが見つかって完成させれば悩みはなくなる。

完成させたあとも、人生はまだまだ続く。

一度完成させても、また新たな悩みが出現する。

そして、またその問題を完成させるための答えを見つけなければならない。人生はそれの繰り返しだ。

この繰り返しこそが、生きている証拠。

だから、生きている間、悩もう。

死んだら悩むことはなくなる。

悩みは生きている間だけ。

そういった点で、

悩みは最高の贅沢だ。



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コメント

悩みは贅沢

妄想がその人の人生をつくりますよね。
明るい妄想と悩みとバランスとバランスを意識して過ごしてます。
つい、ネガティブな悩みでいっぱいになると顔がブスちゃんになってしまうから、気をつけてます。

認知症を患い始めた女性がいつも何かネガティブに捉えて悩んでいる話をよく聞きますね。
たぶん、若い頃から悩み癖が染みついてるのでしょうね。
人間って不思議で、たとえ他からみて苦しそうなネガティブな悩み事を日常的に繰り返していると行動力が低下し、ネガティブな妄想で悩んでる環境に慣れ親しみ始め、抜け出せなくなり、死ぬまで悩みの標的を変え、ネガティブに居続けることが癖になりますね。

だから、良くないもの扱いされるのだろうと感じます。

これは、その人の素質の影響も大きいですね。
悩み癖って結構怖くて、同じことにずっと悩んでると愚痴りまくるくせに解決策も考えることもせず、他人のアドバイスも聞かない傾向を強く感じます。

悩みは妄想だから、排除することは出来ないけれど、瞑想等を取り入れながら内観する必要はあるのかな…と感じます。

解決策を探して先生に相談出来る方はプラスの方向に向いてますね!
あまりその贅沢に長居したくないなぁと私的には感じます。
頭空っぽにしてアロママッサージの方が好きです😊

何でも手にいれられる女性って、
少女性、母性、小悪魔の3つの顔を自由自在に操ることができると、
大好きな美容家さんが仰ってました。
母性だけではダメ男になる。
少女のように甘えてばかりでは男性は面倒くさいな重いなと感じ、逃げられてしまう。
多少の小悪魔さがあると、飽きられない。
純粋で不器用で健気な女性ほど、
中々結婚できないとつくづく思います。
女性が下から行くと男はつけあがりますしね。
結婚すると決まったら、天使のように、マザーテレサのようになれば良い。
それまで女性は、みんな女優さんのようになれば良いと思いますし、私もそうなりたいです。

No title

結婚すれば片目をつぶることですね。



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