出会った頃の男性は、物凄いテンションで女性にサービスする。頭の中はお花畑で、天にも昇る情熱を発揮する。このときの男性は、普段の彼ではない。「恋」という病に犯された病人だ。
やがて、その病気は治る。熱も下がって来て平常心を取り戻す。平常に戻れば普段の彼に戻る。普段の彼に戻れば、サービスがなくなる。
男性のサービスが無くなった頃に、今度は女性がお花畑となる。冷たくなった彼に天にも昇る情熱を発揮する。彼の情熱は下がれば、今度は彼女の情熱が上る。
女性の気持ちが上れば、男性の気持ちは上るか?というと上らない。男性はますます女性に冷たくなり、すべてのサービスが低下していく。
ここに付き合って5ヵ月のカップルがいる。
最初の2ヵ月間だけ彼のサービスが高かった。だが、3ヶ月目に入ると、サービスが半分以下に減った。そして4ヶ月目は1割に減った。
半分とは、毎日の連絡が2~3日に1回。今までは、連絡すれば速攻で返事があったものが、翌日にやっと返事が来るくらい。毎週会っていたものが、2週に1回、下手すると1月に1回。こういったサービスの低下を半分という。
1割とは、月に1回連絡があるかないか。会えるのは3か月に1回程度。これを1割という。
女性は1割になったら自爆する。「なんで連絡くれないの!なんで会ってくれないの!」「私に冷めたの、もう私のことが好きでないのね」「昨日は私の誕生日だったのよ、連絡1本も寄こさないなんてひどいじゃないか!」「ふざけるな!いいかげんにして!、これ以上私のことバカにしないで!」責めている間にだんだんヒートアップして、怒りの自爆をしてしまう。
自爆したら終わり。
女性が感情的になって爆発すれば、男性も感情的になって爆発して、大喧嘩となる。女のプライドと男のプライドがぶつかいあい、激しく火花を散らして愛は破壊する。
自爆はいけなかったのか?
いや、そうでもない。
冷静に考えれば、女性を自爆まで追い込んだ男性の方が悪い。
悪いのは男性で、女性は正しかった。だから、自爆して良かった。
しかし、そのあとがいけない。
そのあと、女性が悩むからだ。
なぜ、悩むか?
物事を判断する力が足りないから。
とくに恋愛となると、判断力がぜんぜん足りない。
なんの判断力?
相手がにせものだということに気づいていない。
「あなたが自爆した相手はにせものだ」それに気づいていない。最初はにせものと気づかずに付き合った。でも、2か月後にはにせものの片鱗を見せた。極端なサービスの低下。これこそにせものの証。それに気づいていない。
本物はそういった極端なサービスの低下はしない。出会った頃より1割2割のサービスの低下はあるが、一気に半分になることはない。まして90%もサービスが低下することは絶対にない。
本物は、多少サービスが低下しても女性が納得する形に納めてくれる。毎週デートはできるし、彼女の誕生日には休暇を取って最高のプレゼントもしてくれる。
本物は3か月後にサービスの低下などしない。何年も女性が満足するサービスを続けてくれる。だから、本物には自爆は起きない。
あなたはにせものに自爆しただけ。にせものだから自爆で良かった。自爆しなかったら永遠に苦しみの中にいた。だから、早々に決着をつけて良かった。にせものとは5ヵ月で終了、これで良い。
さらに問題はここから。
にせもの相手に執着する女性がいる。だめだよ、にせものに執着しては。
ここから先は、物分かりのいい女性になること。
たまたま好きになった相手がにせものだった。男のサービスに騙されたね。次は本物を探そう。
「次は本物を探そう」これが判断力。判断力を高めて、物分かりのいい女性を目指してください。
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