人間関係だけではありません。過去に読んだ本、観てきた映画、視聴してきたテレビやラジオ、ネットによる情報なども、私たちに何らかの影響を与えています。
過去の成功や失敗も、過去の失意や勝利も、人を愛したことも、愛する者に裏切られたことも、すべてがいまある私たちに何らかの影響を与えています。
人は失意のどん底に落ちたとき、自分以外の人や状況のせいにします。
政治が悪い、世の中が不況だから悪い、上司が悪い、職場の同僚が悪い、仕事がブラックだ、育った環境がよくない、自分の親は毒親だ、自分の周りには悪い友人ばかりがいる、とにかく自分の運が悪いのは、そいつらや環境のせいだと、自分以外の人や状況のせいにしたがるのが人間の特徴です。
しかし、これまでの人生で関りを持った人や経験した出来事は、すべて過去の勉強だったのです。良い結果をもたらしたものも、悪い結果をもたらしたものも、すべて勉強だったのです。
そして、過去はすでに過去なのです。いつまでも過去を引きずってはいけません。昨日起こったことでさえ、自分の意志ひとつで現在と切り離してしまうことができるのも人間の強みです。大切なのは、何を糧として生きていくか、今日という一日を、明日以降の日々をどう充実させて生きていくかにあります。
昨日嫌なことがあったら、それはもう過去の話です。過去を忘れなさいといっているのではありません。今日という新たな日を新鮮な気持ちで迎えることの方が重要だといっているのです。
昨日の嫌な続きをするのではなく、今日は新たな気持ちでスタートすることです。これまであなたが関わった過去は事実であって、それを変えることはできません。けれども、今後のあたたは無限の可能性があります。過去の逆境や失敗を引きずって、現在や未来の足かせにするのはとても愚かなことです。
人間関係は例外なくわたしたちに何らかの影響を与えています。
友達を選ぶことですね。
そして、一番重要な人間関係である愛する人も選ぶことですね。
恋人と友人は、人間に関係において最も重要な影響を与えます。人間はコミュニケーションの多さと長さによって、相手からの影響をもろに受けます。人選が正しければ幸福になり、人選が間違っていれば不幸になります。
友達も恋人も将来の伴侶も、いい人選を選ぶ。これが今回のテーマとなります。
本日、ある思いつきで人間関係をテーマにしたカテゴリを作りました。「私は自分さえしっかりしていれば、人間関係は関係ない」と思う派なのですが、繊細な人はどうやら違うようです。
とくに女性は繊細なので人間関係を大事にします。また男性でも繊細な人は人間関係を大事にします。人間関係を大事にするというより、人間関係から多大な影響を受けていることです。
鈍感な私はあまり影響を受けないのですが、繊細で神経が細やかな人は影響を受けやすい。私も繊細で神経が細やかなことがありますが、人間関係による悪影響は避けてきました。自ら鈍感力を磨いたのも事実ですし、いろいろな書物を読んで人間関係の悪影響を受けないように勉強したのも事実です。
そういった自分の経験も踏まえて、人間関係のカテゴリをまとめていきたいと思います。
あなたに希望を与える沖川の電子書籍。

新作はこちらをクリックしてください。
まずは試し読みから。
最新の予約の空き状況はこちら
- 関連記事
-
- 会社は人間関係をするために行っているのではない。会社は仕事をするためにいっている
- 人間関係を良くするには、相手の不幸や失敗を喜んではいけない。
- 人間関係でいちばん難しいのが恋愛関係です。
- 幸せになりたいと本気考えているのなら、過去を振り返ることをやめることです。
- 人間関係、私たちは例外なく他人からの影響を受けています。
全ては自分にある
と頭では分かっていても尚
心は人のせいにしたがります。
自分の幸せさえも人に何とかしてもらおうと期待する。
そんな時は、人生の操縦席に座れていないのでしょうね。
先生の「心は道具」という言葉に
気持ちがとても軽くなる感じを覚えました。
振り回されるのではなく、扱う道具だと。
まだまだ、行きつ戻りつですが、
心が扱えるようになってきました。
ありがとうございます。