それは、理想と現実が違うからです。
そして、それは本当に可能なのかと疑ってしまうからです。
理想を求めて努力しても、現状は理想とほど遠い。やっても・やっても現状は変わらない。変わらない現状が続けば、人間はそこでやめてしまい、どうせ自分には「できっこない」という思い込みが出来上がる。
思い込みは自分だけではない、他人からも影響を受ける。
「オマエには無理だ」「オマエは頭が悪い」「君のことをよく知っているが才能がない」「昔から何をやっても長続きしなかったではないか」「そんな馬鹿げた夢ばかり見ていないで、もっと現実を見るべきだ」「ホントダメな子ね」「君にはがっかりしたよ」あなたの周りにいる人間(親、教師、上司、先輩者や同僚、友人、はたまた愛するパートナーまで)君にはできっこないという否定的な思い込みを植え付ける。
「バカな夢など追いかけていないで、もっと現実を見ろ」という他人の評価は、「自分にはやはり無理なのか」という思い込みを植え付けらることになる。
他人は悪気があっていっているのでないとしても、受けた側はダメージとして残り、自信を喪失して、どうせ自分は何をやってもダメなんだという思い込みを自分自身に植え付けるとになる。
他人は悪気があって言っているわけではない。むしろ、あなたのために愛情の裏返しとしてお節介をしている。とくに親や教師は躾けとして、「もっと現実をみなさい」と教育してくる。関わり合いのある周りの人も、あなたに良くなってほしいくて言っている。彼らには悪気がないのだろう。しかし、この余計なお節介は、それぞれの個人的な経験や知識で物事を言っているに過ぎない。他人の意見とあなたの考えが一致すればいいが、ほとんどが一致しない。一致しないから悩みの種となって、「嫌な思い込み」を植え付けられることになる。
他人の意見は自分の考えと一致しない。
他人の考えと自分の考えは適合しない。これが、ほとんどだ。
他人の意見と自分の考えが一致して適合すればいい人間関係ができる。あなたが目指す人間関係は自分の考えと適合する人を選ぶことである。考えが一致して適合した関係をマスターマインドと呼ぶ。マスターマインドは考えが一致して適合した関係だけでなく、あなたの最高の理解者であり、あなたの最高の味方となる。こんな友人やパートナーがいれば、あなたの人生は幸福が保証される。
そのために、人選を選ぶこと。
自分の考えと適合しない人は、自分に変な思い込みを植え付ける害虫として駆除すること。彼らが言っている言葉が「余計なお節介だ」と思った瞬間、害虫だと思えばいい。人間の直感は、彼らの言った言葉が、自分にとってためになる言葉か、余計なお節介か、瞬時に判断できる。あなたは自分の直感に従って人を選べばいい。
人間には感情があって、正しい選択をすることは難しいかもしれない。だが、自分の人生は自分で責任を取る「感情より、実を取る」こういった自己判断を下すことも、生きるためには必要なのである。
そのために、余計なお節介はスルーしなさい。反論することなく「あ、そう」といってスルーすればいい。上手にスルーすれば、相手はこれ以上あなたのことを追いかけてこない。むきになって反論するから、嚙みついて追いかけてくるのである。
私は余計なお節介はスルーしている。相手からは冷たい奴だと思われても構わない。それよりお節介に対抗した方が混乱極まりない世界に引きずり込まれることになる。私がスルーすることで、手ごたえのない奴と認めて相手も立ち去る。それによってとくに問題は起きない。相手も認めているのだ。自分という人間は自分というものを持っている人間だということが。
目標に向かうとき。
「自分には無理だ」「オマエには無理だ」というような、自分や他人からの思い込みは外すこと。こういった思い込みは必要ない。どうせせ持つなら「自分にはできる」という信念を持った方がいい。信念は思い込みを乗り越えた先にある。他人であろうと自分であろうと、植え付けられた思い込みを変えこと。それによって信念が生まれる。
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男性経験も少なく好きな人に出会えたはいいけれど、気がつくと自分の心は猜疑心いっぱいで傷だらけ。
沖川先生のブログを読むと癒される反面、自分の馬鹿さ加減がよく分かり情けなくて涙が出てきます。
過去は清算して前は向かっていきたいです。