それが男性の本能的な性格だからです。
キープする性格はいろいろありますが、2つに絞って見ていきたいと思います。
1,一夫多妻制。2,男の未練。
本日の記事は一夫多妻制について述べます。
一夫多妻制。
一夫多妻制とは1人の男性が多数の女性と暮らすことを認めることをいう。複数の女性に愛されて囲まれ、デレデレになっている状態のハーレムを形成したいのでしょう。
一夫多妻制を好意的に発言するのが男性に多いのは、一夫多妻を男性のパラダイスだと思っているからです。浮気したとか、不倫だとかの非難を受けずに、複数の女性とセックスすることが認められ、一方、女性に対しては浮気されないで独占できる男の天国をイメージしているのかもしれません。
しかし、現実問題として一夫多妻制は男の天国ではなく、実は地獄なのです。よく考えてみてください。奥さん一人でも疲れるのに、複数の奥さんを持てば疲労がその人数分まで広がります。また経済的にも困窮します。精神が崩壊し経済的にも困窮する一夫多妻制は男の地獄になるのは間違いありません。一夫多妻制を形成するのはよほどの経済力と精神的なタフさがなければできないということです。
もし天国にしたいのなら、王様と女官みたいな関係にしなくてはならないでしょう。亡くなった志村けんのバカ殿みたいに。あるいはサル山のボスざるみたいに。一人一人の女性の一生分の生活を保障し、すべての敵から守る。現実問題としてそれはとても無理な話です。
現実的には無理な話だが、男はあえてそんな妄想を抱く、欲張りな男のサガがそうさせているのでしょう、男ってバカですね。空想や妄想は自由だから、勝手に妄想だけしていないさいといいたいですね。もっとも多くの男性はそんな妄想ばかりを抱いているわけではありません。人間は動物と違って理性があります。バカ殿やボスざるとは違います。一般の男子は現実に即して生きているので、現実にそぐわない妄想を抱きことはほとんどありません。
ところが、ときどきいます。変な妄想を抱く人が。
金も権力も実力もないのに、一夫多妻制を望んでいる不埒な男がいることはいます。
なんていうのかな・・・こういう男性のことを。
女にだらしない、ダメ男、ヒモ、メンタルが弱く依存心の強い男とでもいうのでしょうか、つまり男としての基本をもっていない男性のことをいいます。最近、こういう男性が増えてきました。金も権力もないのに、一夫多妻制を望んでいる男性が。
彼らは金も権力も実力もないくせにマッチングアプリで女性を物色します。都合のいい女を見つけて、飽きたらキープしながら新たな女性を見つける。終わりにすることなくキープしながら新たな女性を探す。本来の一夫多妻制はすべての女性の経済的な面倒を見るのですが、彼は金がないので、そんなことはしません。ちょいかじりで、次から次へと物色しているだけです。俗にいう「遊び」ですね。
昨今の一夫多妻制は、金のないやつらのちょいかじり恋愛です。昔の権力者がやってきたことを彼らは真似ているのです。金も権力も実力もない彼らが一夫多妻制のまねごとをやって謳歌している。こんな無節操な世の中になったのかもしれません。
でも、これは一部の心弱き男性たちのみです。一般の男性はそんなことはしません。ここで注意してほしいのは、女性たちが引っかからないことです。彼らは真面目で心弱き女性たちをターゲットにして、甘えて、自分の弱さをさらけ出して、母性愛をくすぐる方法で近づいて来るから注意が必要です。
彼らの目的は、たくさんの女性を幸せにするのではなく。経済的にも精神的にもたくさんの女性に自分の面倒を見てほしいのです。「逆バージョンの一夫多妻制男には気をつけましょう」ということです。
次回は男の未練について述べます。
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お金もない、男としての実力も権力もないくせに、一人前に浮気だけはする。
それで、飽きたら手の平を返すような態度。
勢いがあるのは、初めだけ。
一人でも、多くの女性と肉体関係を持ちたい、経験人数を自慢する。
なぜ、あの時の私はこんな人を好きだと
勘違いしていたのだろう?と今でも、
自分を許せていません。