ホーム > 人生哲学 > 欲望は今の生活に満足しながら、ほんのちょっとだけ抱くこと。
欲の深い人は欲しいものが手に入りません。

なぜかというと、それは欲張りだからです。欲張りすぎると手に入りません。

欲望は控えめにした方が手に入ったという経験が私にもありますし、皆さんにもあるのではないでしょうか。

欲望は今の生活に満足しながら、ほんのちょっとだけ抱くだけでいい。

あまり欲張り過ぎると手に入らないということです。

仕事においても、好きな仕事を淡々とやる。これで儲けようと思うことなく、ただこの仕事が好きで、純粋にこの仕事に惚れている。そして誰よりもこの仕事を愛している。そんな気持ちで仕事をしていけば、やがて仕事の成果が上がって欲しいものが手に入るようになります。

贅沢なものが手に入るわけではありません。「生き甲斐」という宝物が手に入ります。仕事が生き甲斐になれば、どんな人でも幸せな人生を送ることができます。

欲の深い人は欲しいものが手に入らない。もちろん例外もあります。欲張って強欲に突っ走って欲しいものを手に入れた人もいます。人を踏み台にしてどんどん出世して天下を取った人がいます。天下人の戦国武将がそれに当たります。でも、彼らは何千万人にひとりです。民である我々が彼らの真似はできません。

現代社会でも、強欲に走って成功した人もいます。IT技術を駆使して、最先端の技術を駆使して、成功法則のノウハウを駆使して、アイデアを駆使して、コンサル技術を駆使して、投資術を駆使して、引き寄せの法則で自分にお金がたっぷり回るように駆使して、富裕層になった人もいます。でも彼らは全人類の1%です。民である我々が彼らの真似はできません。

真似のできないものを無理して真似しようとすると、逆に人生を破滅させるだけとなります。天才の真似はしないで、凡人は凡人なりの知恵を磨くことです。凡人のいいところは、失敗しても大損害になりません。富裕層が失敗すれば大損害となります。強欲に走った分、被害が絶大になるということです。だから、いいのです。私たちは私たちのままで、そこで生き甲斐を見つけることです。

欲望は今の生活に満足しながら、ほんのちょっとだけ抱くことにしましょう。

「今の生活で十分満足している。でも、もう少しだけ欲しいかな」という心境がいいですね。今の生活で満足しているが、場合によってはもうちょっとあってもいいかな?という軽めの欲求です。

軽めの欲求は余裕を産みます。余裕のある心は、平然としているので慌てることもありません。焦って強欲に走ることなく、必死になって苦しみながら欲しいものを求めているわけでもありません。そういった欲望は疲れるだけでなんの得にもなりません。軽めの欲求は手に入ったら「ラッキー♪}くらいの感覚でいるので、精神的にも健在となります。

余裕でもって心を健全にする。

「手に入ったらラッキー」くらいの軽めの欲望でいいのではないでしょうか。その方が精神面でも気が楽です。別に手に入らなくても今の生活で十分満足しているわけですから、生活にはなんら支障もありません。


人間の欲望はキリがありません。
欲すれば欲するほどまた欲しくなるものです。欲すれば得るという考え方もありますが、その代わり今の生活が汚れて不健全になった例もあります。おごり高ぶり傲慢となってよその愛人を作り、妻を泣かせ、家族を不幸にした例もたくさんあります。人間の欲望にはキリがないのです。

強欲で破滅の道に行くより、私たちは今の生活に満足することです。

健康で、住む家があって、ご飯が食べられて、衣服があって、わずかなお金がある。人間はこれで満足な生活ができます。今の生活に満足して感謝できれば、欲望はほんのちょっとだけあればいいのです。






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