「幸せは、行く手に横たわる獅子の向こう側にある」
多くの人は、獅子の向こう側に行けば幸せが得られるのに、幸せに行き着くための苦労という獅子を恐れて躊躇し、都合のよい言い訳をして、幸せより劣るものに逃げることで自己満足している。
学んだり、知ったり、会得することは知恵ですが、実践されなければ単なる知恵に終わってしまいます。知ったことを実践し、それが血肉となってはじめて本物の智恵が授かるのです。
知恵がありながら、分かっていながら、実践ができない。そこには知恵はなく逃げがあるだけです。
逃避は必ず自己をダメにします。心に決めたこと、自分が目指したことから逃げず、しかも焦らず、怠らず、一歩一歩幸せに近づいていくために獅子を乗り越えていく勇気こそ、本当の智恵なんです。
本当の幸せは、何となく夢見て得られるものではなく、実践によって近づくことができ、また向こうからも訪ねてくるものです。
人が生きることは、それ自身が進歩であり、前進です。充実した人生を生きる人は、過去にすがりつくことなく、いつもからっぽになることのできる人です。
「子供の頃は勉強ができた」「一流大学出身だ」「昔は事業で成功して大金持ちだった」などと過去に思いを馳せ、懐かしみ、自慢することも過去への執着です。裏を返せば、それだけ現在が落ち込んでいる証拠といえましょう。
以上引用。
なるほどね。
忘れたことを思い出させてくれました。
「幸せは、行く手に横たわる獅子の向こう側にある」いい言葉ですね。
こういったことが私たちの日常にはよくあります。
理屈っぽい言い訳ばかりが先行して逃げている。仕事で逃げ、恋愛から逃げ、結婚生活から逃げ、人生そのものから逃げている。
そこに願望や志はない。目標や計画などもっての他。あるのは理屈ばかりこねて逃げている自分の姿。ああ、嫌になるね。
逃げることで、自分を正当化し自己満足している。そこから先は、逃げたという事実がある以上、常に不平不満と苛立ちに襲われる。そのことを本人は分かっていない。自己弁護に一生懸命だから分かるはずがない。
逃避は自分をダメにする。
まず、そのことをしっかり覚えてください。
自分が目指したことから逃げずに最後までやり遂げること。泥臭くてもいいから一歩一歩目標に近づくこと。途中で行く手を阻む獅子がいたら、躊躇して石橋ばかり叩いていないで、思い切ってこの橋を渡ること。
石橋ばかり叩かないで、心を積極的にしてその橋を渡ること。
逃げた彼と話し合いをしたいのなら、心を積極的にして彼と話し合うこと。あなたは彼に自分の思いを伝えるためにいろろいろと考えているはず。これをしっかりまとめて思いのたけを伝えること。
幸せは、行く手に横たわる獅子の向こう側にある。この獅子の正体は逃げている彼と、彼との話を恐がっているあなた。彼に嫌われることを恐れ、振らて自分が惨めになることを恐れているあなただ。あなた自身がこの恐怖を勇気でもって乗り越えないと幸せは訪れない。
話し合っても話が通じない相手かもしれない。しかし、何もしなければ常に不平不満と苛立ちの中で生きていくことになる。こんな自己満足はもういらないでしょう。勇気を振り絞って獅子の向こう側に行ってください。
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