男の仕事の世界は、まるでドラマ、半沢直樹のような世界。パワハラ上司のいじめに合い、同僚に足を引っ張られ、目下の社員からも使いない先輩と揶揄され、同業他社のライバルから執拗な攻撃を受ける。
このように男は外敵と戦いながら、必死になって働き、そこで稼いだものを家に持ち帰る。家に帰ったら帰ったらで、今度は女房に家事の平等権を主張される。疲れた体を休める安息の場所が我が家にない。
「疲れているオレに家事をやらせるな」と文句でも言おうものなら、女房の反撃に合う。隣の旦那さんもお向かいの旦那さんも、みんな家事を手伝っている。あなただけよ、家事を手伝おうとしないのは、それでは旦那として失格よ!ときつく言われる。
女房にこう言われると、オレは隣の旦那よりもお向かいの旦那よりも能力が低いのかと、落胆してしてしまい、それから先はいじけてしまって、自分の世界へ閉じこもってしまう。
奥さんを専業主婦にできるほどの収入があればいいが、日本社会では難しい。ここ20年給料は上らず、アメリカの半分、韓国にまで追い抜かれてしまっている。こんな現状では、奥さんを専業主婦にできるのは一部の人間にしかできない。
では、給料が上らない分、仕事が楽なったのかというと、決してそうではなく逆に忙しくなっている。日本全体が労働基準法を無視したブラックになっている。給料は安く長時間働かせるブラック企業が多くなった。
こんな状況で結婚生活にやすらぎはあるのか?
「ない」これが男たちの答え。
家に帰ってまで仕事をするよりも、一人の方がましと考えてしまう。その方が気楽に生きていけるから。そうした方が我が家が安息の地となる。そう考えても不思議ではない。
また、女性たちもこんな状況で結婚して我が家が安息の地となるのかというと、ならない。共稼ぎで奥さんもフルタイムで働いて、家事をすれば心身ともにボロボロになる。自分の身を守るためにも、家事の平等権を手放したくない気持ちもわかる。
給料の安い夫と暮らして、家事も手伝ってくれないなら、結婚する意味がない。今の時代は、男と女が生活費も家事も協力しなければ結婚はできなくなった。
今の時代は共稼ぎで家事も協力し合う時代。その考えがなければ、男女は結婚できない。大半の女性はその考えを持っているが、男性の何割かはその考えを持っていない。だから、男性の方が「結婚には夢がない」という言葉が多い。男は外に7人の敵がいるだけでなく家の中にも8人目の敵がいた、ということになる。
結婚に夢がないか。
だから、「結婚したくない」という人たちが増えたのだね。その理由は「結婚に夢がないから」「一人の方が気楽だから」「自由に生きたいから」という理由で結婚を避けている。
結婚に夢がない?
そうかな、私の考えは逆となります。
結婚に夢がないという消極的な考えは私にはないからです。
消極的な考えでは、人間はいつまで経っても幸せになれません。
だから、「結婚には夢がある」これが私の考えとなります。
若い時は給料が安く苦労するでしょう。家事も協力しなければなりません。
両方こなして疲れないかというと、疲れません。逆に楽しいくらいです。あ、生きているなという証拠がここあるからです。消極的な人間は辛いといいますが、積極的な人間は楽しいといいます。この違いだけです。楽しければ、仕事も家事も苦ではありません。
今の時代だからこそ、結婚して男女の協力が必要なのではないでしょうか。1人なら1の力しか発揮しません、2人なら5倍も6倍も力が発揮できるようになります。人間の力は人数が増えることに比例して力が倍加されるのです。子供ができれば、さらに倍加されるでしょう。結婚に夢がないことを言っている人は、「必要なお金は手に入る」という法則を知らないだけです。
必要なお金は手に入ります。それを知らないまま人生を送ったら、貧乏で孤独で不幸で損ばかりする人生が待っているだけです。
人間の基本的本能である「仕事と結婚」この2つをを正しく行えば、必要なお金は必ず手に入るようになります。
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