ホーム > 人生哲学 > 仕事のお話、「気が向こうと向くまいと、一心不乱に仕事に打ち込むべし」
もはや、これは苦行と呼ぶにふさわしい。

気が向こうと向くまいと、朝も昼も夜も一心不乱に仕事に打ち込むべし。

もはや楽しみの域を超えている。

一刻も早く成果を得ようとあせってはダメだ。人間の成長は実にゆっくりしているので慌てる必要はない。根気よく淡々と物事をこなしていくしかない。成果を得るまでかなりの時間がかかるだろう。だが、根気強く待つ間も快活さを失ってはいけない。人生の奥義の9割は快活な精神と勤勉にある。

最高の教育は日々の生活と仕事の中にある。学校教育は教育のほんの初歩を教えているのにすぎない。生活に即した教育は、はるかに効果が高い。家庭や会社で、商店や工場で、農業や漁業で、お店や路上で、船舶や飛行機や電車や貨物の運行で、トラックや宅急便の配達で、橋やビルの工事で、こうした人が集まるところならどこでも、効果の高い教育が毎日実践されている。

それほど力を持たず、名も知られていない多くの人たちでさえ、社会の進歩には重要な役割を果たしている。

大切なのは、一生懸命働いて節制に務め、人生の目的をまじめに追及していくことだ。


上記に示した内容は、ほとんどのビジネス書に書いてある。ビジネス書を毛嫌い人もいるが、ビジネス書こそ、生きるための知恵と生きるための精神と生きるための行動力を促してくれる。それは単なる促しではない、心の底から「よし、やってやろう」という強い気持ちにさせてくれる。そういった点で、ビジネス書は最高の本である。まさしく生きる哲学がビジネス書である。

人間の知識は3日か本を読まなければすぐに忘れてしまう。だから空けずに本を読むこと。ただ、一生懸命働いたのでは苦行に耐えられない。一生懸命働く中に本を読む時間を取り入れることで、苦行に耐えられるようになる。そしてこの苦行は苦行でなくなる。生きるという希望に転換していく。

人間は本来怠け者で、気が向こうと向くまいと、朝も昼も夜も一心不乱に仕事に打ち込むことはできない。人間は目的がないままに、そんなことはできないからだ。なんのために朝も昼も夜も一心不乱に仕事に打ち込むの?目的がなければ、これはブラックの仕事となる。目的のないブラックの仕事は精神を病み、やがて鬱病となる。

目的がある人は、朝も昼も夜も一心不乱に仕事に打ち込むことができる。人生の目的をまじめに追及しているので、メンタルがやられることはない。逆にメンタルはどんどん強くなっていっている。彼らにすれば、「世の中に鬱病はない」これが法則となっている。彼らは仕事という苦行を楽しんでいるので、鬱になっている暇などないからだ。

彼らは気が向こうと向くまいと、目の前にある仕事を淡々とこなしていく。
「ああ、今日は気が向かないから仕事をしたくない」「今日はやる気がないから仕事をしたくない」「今日は疲れたから仕事をしたくない」「今夜はお酒を飲んだから仕事をしたくない」ほとんどの人は、それらを理由に仕事をやらないが、でも彼らは違う。気が向こうと向くまいと仕事をやる。平気で淡々と仕事をこなしていく。

人生の目的をまじめに追及している人には勝てない。

多くの人が自分にはできないと思っている。

でも、多くの人がその生き方が羨ましいと思っている。

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本日は、仕事の濃いお話をさせていただきました。



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私は開業して10年になります。
有難いことに健康に恵まれ、鼻風邪ひとつひかず、一度も仕事に穴を開けることなく、やってこれました。
また、10年そんな風に過ごせたら幸せです。

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