家事の労働時間は7時間、これを賃金に換算すると、1ヵ月23万円、年収にすると280万円となります。しかも家事は無償労働です。そして家事無くして生活はできません。
家事を給料に換算すると、こんなに大変なのだということが分かります。しかも、奥さんは無償で働いている。旦那さんはこれに感謝して、もっと協力しなければいけませんね。共稼ぎなら、半分は協力するべきだと思います。これが「公平」ではないでしょうか。
だが、男性は異論を唱える。
男と女では労働時間が違うと。
有償労働時間のOECD平均は,女性218分,男性317分です。これをもとに計算すると、女性32%対男性62%となります。つまり、男性の方が女性より4割以上労働時間が長いということです。
時間に換算すると女性が8時間働けば男性は11時間~12時間働いていることになります。男性は、オレの方が3時間~4時間余分に働いているのだから、家事は当然女性がすべきだと考えてももおかしくないということです。
男性は家事を軽く見ているのですね。家事なんてほんの2~3時間あれば済むことではないか。その分オレは余計に働いている。奥さんが1日5時間のパートなら、オレは12時間働いている。その差7時間だ。だから、妻が7時間家事をやるのは当然のこと。
あるいは、同棲しているカップルがお互い正社員のフルタイムで働いているとしても、彼女は8時間勤務で残業なし、オレは残業を含めて12時間勤務している。すると男性の言い分はオレの方が4時間余計に働いているのだから、彼女が家事をすべきだと思うわけですね。
たしかに、男性側の言い分もわかる。
だけど、それを不公平というのだよ。
まず家事に休日はない。年中無休だ。男は土・日家でゴロゴロしてゲームばっかりやって、奥さん(彼女)は家事をやっている。いくら俺の方が4割余分に働いているといっても、週に2日休みがあるではないか。家事には休日がないのです。まず、それが不公平だということです。
そして、体力の差。男性の方が女性より体力は4割増している。これで計算すると、男性が12時間働いて、女性が8時間働ければ、同じだけ体力が消耗することになります。それは知らずに、オレは女より4割余分に働いているというべきではありません。男女の体力の差も比較して公平に扱うべきではないでしょうか。
私は思います。やはり男は弱気女を守るべきだと。
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- 音信不通に関するコメントありがとうございました。
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それを鑑みると全部を男性諸氏がやれとは言えないまでも、まずこれをやります、これを手伝いますから始めてもいいのかなと(異論反論はあると思いますがお許しください)。
買い物行くと、痛感しますよ。
食品の割引待ちの気持ちとか、特売チラシに目がとか。
やってみるとなかなか大変なんですよ。