こういったショッキングな出来事は、私の鑑定では日常的によくあることです。男性の悪い欲望は、嫌になるほどたくさん聞いています。「付き合っている彼女がいながら、他の女性を連れ込むとは何事だ！」と怒ったところで、何千も同じような話を聞けば、「またか」と呆れ返るしかありません。
こんな話は何千と聞いている私は、あるとき答えを見つけました。
それは、「見て見ぬふりをする」。
これがいちばんいい答えかな。
この答えは女性感の気持ちとは真逆の答えであり、多くの女性がこの答えを受け付けないと思います。でも、私はこれがいちばんいい答えだと思います。
なぜなら、これで本命がキープされるからです。
ここから先は、男と女の感情の違いを説明していきます。
女性の感情に従えば、このケースではほぼ１００％の確率で恋愛は終わりとなります。
強気の女性ならば、他の女性が置いた化粧品を彼に見せて「これ、なに？」といって問い詰めるでしょう。弱気の女性なら、その場は何も言わずに家に帰ってから悶々と悩むはずです。問い詰めれば修羅場の喧嘩となり、問い詰めないで家に持ち帰れば、（いうべきか、いわないべきか）と悩むことになります。そして、出した答えが直接いうのではなく何か含みを持たせていう。「わたしに何か隠していない」とか「他に好きな人でもできたの？」というような、彼に自白させるような作戦に出ます。
でも、それらは全部失敗します。なぜなら、男性には女性の感情が通用しないからです。相手が女性なら通用するかもしれませんが、相手が男性なら通用しません。その証拠に何千人もの女性が、このケースで恋愛が終わっているからです。もちろん悪いことをしているのは男性です。しかし、結果は女性たちの惨めな敗北で終わっています。
そして、この敗北は、自ら本命を放棄した敗北となります。女性の感情に任せれば、嫉妬で自ら本命を放棄する女性が圧倒的に多いということです。自ら本命を放棄するということは、彼の家に化粧水を置いた女性に負けを認めることになります。今まであなたが本命だったのに、自爆したお陰で、わざわざサブの女性に本命を譲ることになった。つまり、自らの感情で最悪な事態を招いたことになります。
こういった負け方は、後味が悪くいつまでもひっかかります。なぜならこの負けは自分だけが損をした負け方となるからです。この負け多では何も利益を生みません。利益を生む方法をもっと考えるべきです。
利益とはなにか？
次は、男性の感情を説明していきます。
男性は仕事も恋愛も利益で動いています。利益優先の男性感情の視点からこのパターンを見れば、付き合っている彼女が本命です。そして自分の部屋に化粧水を置いた女性は本命ではありません。遊びの女か？友達か？正体は分かりませんが、いずれにしても本命ではありません。男の悪い欲望でこの女性を家に泊めたという程度のものでしょう。
では、本命の彼女とサブの女性、どちらに利益があるか？となると、それは本命の彼女です。数字で表すと彼女が９０％でサブの女性が１０％です。利益を優先する男性の性格からいえば、本命の彼女の方が大切であることは間違いありません。
ところが、本命の彼女が本命を放棄する行為に出る。そうなればしかたありません。本命を放棄するのであれば別れるしかない。男の感情はそのように動きます。なぜなら男は愛よりも利益が優先だからです。利益とは自分を守るのが最大の利益だからです。
洗面台の戸棚に女性用の化粧水が置いてあった。こんなことは、私の鑑定では日常的によくあることです。そこから、どうするか？女性の感情で自爆するか？それとも男性の感情を理解した上で、もっと頭を使ったやり方を学ぶか？判断はあなたに任せます。
答えである、「見て見ぬふりをする」とは、まず本命をキープすること。本命を自ら放棄したら、この恋愛はおしまいです。終わったら、この恋の物語はここで終わりです。恋を継続させるからこそ、あとでいくらでもお返しができるのです。そして、後から許すことも愛することもできるのです。男と女が付き合えば、波乱万丈の物語がついてくるものです。成就させるためには、感情をコントロールすることです。
もし、それが嫌なら自爆して終わりにしてください。彼女がいながら他の女を家に連れ込むとはとんでもない男です。そんな悪い男の本命など誰がなるか！と思うのなら、切ってください。そのときは、私があなたの次の恋愛がいつ頃来るのか手相で観ます。
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