損する理由は、不真面目な男ばかりがもてて、真面目な男はもてないから。
今日の記事は、極論で攻めます。
真面目な男は、男としての魅力にかける。ダサくて色気もなくセンスもない。女性経験が乏しく女性に対する気配りもない。一緒にいても会話は弾まないし楽しくない。息の詰まるような緊張感が続いて、シーンとした無口の状態が続く。このデート早く終わりたい。この場所に長く居たくない、もう帰りたいという気持ちになってしまう。
それに対して、もてる男は違う。色気もあってセンスもよく、女性経験も豊富で女性の扱い方には慣れている。会話も弾んで楽しいので、この人と長く一緒に居たいと思ってしまう。だが、女の直感でこの人は真面目ではないことがわかる。(いっぱい遊んでいるので、この人付き合えば浮気を覚悟しなければいけない)そんな危険な香りがする。でも、女はやはりいい男が好きというなってしまう。
「真面目なモテない君は女に相手にされず、不真面目なモテる君が女を虜にする」、この極端な言い方に「そんなことはない」という反論があるのはもちろん承知している。
わたしは遊んでいる男より真面目な男が好きとか、女慣れしていない男に正直さを感じるとか、以前に浮気をされたからもう二度と浮気をしない真面目な男がいいとか、人間はやはり不誠実より誠実な方がいいという人もいる。
「不真面目より真面目がいい」理屈ではそうなる。だが、現実は違う。
現実は真面目なモテない君より、不真面目なモテる君を女性たちは好きになっている。女性たちを惹きつけるのは、この人には(なにかある?)という男性。
なにかあるとは、ドラマチックな男性。
真面目は硬くて面白なくドラマ性はないが、不真面目はチャラくて面白くてドラマ性がある。真面目は平たんな道だが、不真面目は山あり谷ありの道。真面目は安心だが。不真面目は危険な香りがする。
真面目な男性といてもつまらない。その点、不真面目な男性は問題児のように女性を悩ませ、女性を狂わせてくれる。女性に波乱万丈の時間を与えてくれるので、これがまた刺激的でいい。
真面目な男性と付き合えば成長はそこでストップだが、不真面目な男性と付き合えばさらに成長できる。多くの女性は進化と成長を望んでいるので、何も問題がない男性より、波乱の含んだ問題児の男性の方に手ごたえを感じる。
女性はドラマが好きだ。だから(なにかある?)男性を恋愛パートナーとして選ぶ傾向がある。いい意味での(なにかる?)ではなく、悪い意味での(なにかある?)を選んでしまう。そこには女性を悩ますドラマがあるから。
ドラマは女性たちを悩ます。そして女性たちに波乱万丈の苦しみを与える。その時点でやめておけばいいものを、やめない。なぜならこの悩みと苦しみの中に、自分を成長させてくれる試練があると信じているから。
人間は成長する生き物。平坦な道では成長できない。山あり谷ありの難攻不落な道にあえて進むからこそ成長できる。だから、安心できる男性より危険の伴う男性をあえて選んでしまう。
いいでしょう。
若いときは経験が必要だ。不真面目なモテる君にさんざん振り回されて経験を積むといい。波乱万丈のドラマだ。今しかない経験をたっぷり味わといい。
そして、経験を積んだら次の道にいこう。
次の道とは?
真面目でモテない君と付き合うこと。
あなたは知らなかっただけ。真面目な男ほど、実は奥が深いことを。女慣れしていないので、女性が喜ぶようなサービスはできないが、付き合えば付き合うほど、いぶし銀の味が出て来る。そして中身の良さも見えて来る。
あなたは今まで不真面目で女にモテる毒のある甘いスイーツばかり食べていた。そして、後でお腹を壊した。
それに比べて真面目なモテない君は苦みのある健康食品、美味しくはないが、あとでお腹を壊すことはない。
真面目な人は味わえば味わうほど、底力がある。信頼と尊敬と安心感を与えてくれる。人間性に奥ゆかしさと尊厳がある。
不真面目なモテる君は、表向きのかっこよさだけで中身は薄い。
真面目でモテない君は、表向きはカッコ悪いが中身は濃い。
もういいでしょう。
不真面目なモテる君と卒業しても。
あなたの卒業の意味は?
やっと気づいたのです。
男は顔ではない。男は中身だということに。
だから、女にもてる男は即刻クビにしてください。
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でも極端な話もあながち間違ってもないのかな。
モテる男をジェットコースター、モテない男を回るコーヒーカップに置き換えると分かりやすいのかな。
高低差があってスリル満点、でもいつまでもスリル満点も疲れる。
ゆるゆる回るだけでは抑揚がない。
でも経験を経ていけば抑揚がないのも欲しくなる(かも)。
さて、ここからは私なりの極論。
モテない男でも、何もしないで得られるとか、声を掛けてもらえるとは思えない。
惹き付ける「何か」が無いとダメだと思っています。
抑揚がなくても、地盤がしっかりしてるか? 何か相手を喜ばせる心意気があるのか? 一途だけど、盲目な一途ではなく、本当に大切にしてくれるのか。
そんな魅力的(惹き付けるもの光るもの)を備えないと、女性は花に舞い降りる蝶のように来てくれないと。
え? お前はなんだと?
ハイ、モテないから努力しています。
「最後に笑うのは誰ですか?」なんて…
先は…遠い。