こんなことの繰り返しで1年が過ぎていく。そしてついにこの世を去る日が来た。「オレの人生は、わたしの人生は後悔することばかりだった」と嘆いても、どうにもならない。同じ生きるのなら後悔しないで生きたい。
では、どうすれば後悔しないで生きることができるか。
ありがいことに、私たちは人生の達人を多く知っている。師匠と仰ぐ賢人、賢者の書物、偉人たちの伝記や伝説、尊敬できる偉人や書物はこの世にたくさんある。道に迷えば、彼ら達人の言葉を参考にすれば道は拓けて来る。
私にも師匠と仰ぐ賢人がいる。私が、「師の中の師」と仰ぐのが中村天風や安岡正篤である。この仕事を続けることができたのも、2大哲人のお陰である。
中村天風先生からは「心を積極的に」という勇気を学び、安岡正篤先生からは徳の大切さを学んだ。
現代社会は自由だ。誰でも自由に発言し、自由に行動できる。しかし、自由だからといって何をやってもいいわけではない。そこには不変の真理がなくてはならない。
安岡正篤は、不変の真理を人間に品格を表す「徳」においた。人徳のない人間の行動は必ず破滅すると説いている。
中村天風は、不変の真理を「善因善果」「悪因結果」においた。悪いことをすれば悪い結果となり、善いことをすれば善い結果になる。因果応報のからくりを説いた。
2人の説くところに力があるのは、それらが人間性に基づいており、その深淵から滲み出ているからである。そこには私心もなければ私欲もない。無私無欲の賢者の道である。
つくづくこの2人は凄いなと思う。
この2人こそ、人々に希望を与え、一条の光を灯す人である。
私も、2人の教えにあやかってこの仕事を続けてきた。最初は真似っ子だったが、20年もやっているうちに、少しずつ板についてきた気がする。2人にはまだまだ遠く及ばないにしても、「人々に希望を与え、一条の光を灯す」人間になれる努力はしている。
「人々に希望を与え、一条の光を灯す」この努力は今後も続けるつもりでいる。
よく考えてみれば、これが私の最終目標だった。そして普段の鑑定でも、それを中心に行ってきた気がする。人々に希望を与え、人々を幸せにする。今は暗闇の世界にいたとしても、希望を与えれば暗闇の世界から光が差してくる。
人間は、今は最悪でも未来に希望があれば、やる気が出て来る。ただ、この希望の叶う日が来るまでちょっと時間がかかる。この時間の待ち方に忍耐の重要性を学び、徳を積み、心を積極的にする習慣をつけなければいけない。
思えば、その辺をずっとカウンセリングしてきた。悩んでいる人の話を聞けば、暗闇から一条の光を灯すことはできる。話し込んでいるうちに未来に希望も与えることもできる。
あとはその日が来るまで、どう戦うか、どう我慢するか、その時間にどう徳を積み、どう積極的に過ごすか、希望を叶えるには徳のある勤勉に努めなければいけない。そして続けるには途中で心が折れてはいけない。常に心を積極的にして継続していかなければならない。これができれば、運が上がることもわかった。
運が良くなれば、希望は叶う。希望の叶う日が来るまでちょっと時間がかかるが、この時間をいかに有意義に過ごすかで、人生の大半が決まる。この時間を楽しむ人間になることですね。
こうやって文章を書いている自分にも、希望が見えてきた。私の目標は、これからも「人々に希望を与え、一条の光を灯す」人間になること。これが最終目標となります。
年末年始(12月30日~1月4日)お休みとさせて頂きます。
あなたに希望を与える沖川の電子書籍。

新作はこちらをクリックしてください。
まずは、試し読みから。
最新の予約の空き状況はこちら
- 関連記事
-
- 「怨んでいいんだ!」女はやはり女の業に従うべき。
- 先生のブログは、女性目線をいい風に変えてくれるからいい。
- 人々に希望を与え、一条の光を灯す人間になりたい。
- 女にもてる男は即刻クビにできるといいですね。
- 彼の浮気を「見て見ぬふりをする」そんなことはできません。
死ぬまで学びは続きますね。私も頑張ります。