携帯ショップでバイトしている。
そこの社員さんである上司の男性を好きになった。
しかし、上司には彼女がいる。
この手の話はよくあります。バイト先でそこの社員さんを好きなる話は山ほどあります。
好きになる理由は仕事できて尊敬できるから。社会経験の少ない学生から見れば、上司は立派な大人に映るでしょう。慣れない仕事を上司の指導でうまくできるようになったら、それは尊敬する心も芽生えてきます。さらに仕事は一緒に居る時間も長く、時の長さによって気持ちが入り込むこともあります。上司がタイプの男性なら、恋愛感情が芽生えるのもしかたありません。
もちろんタイプでない男性なら恋愛感情は芽生えませんが、タイプだと芽生えることになります。上司は彼女にとって理想の男性だったのです。外見もルックスも服のセンスも会話の雰囲気も彼女の理想の男性でした。
しかし、上司には好きになれない理由が2つあった。
1,彼女がいること。
2,遊び人で女好きであること。
この2つの理由で、好きなることを抑えてました。
上司の年齢は34歳。能力が高く仕事はできるが、女グセが悪い。そして若い子が好きときたものだから、学生である20歳の女の子を口説いて来る。さすがに人目がつくところでは口説かないが、人目のつかないところでは執拗に口説いて来る。
女の子が「彼女がいるよね」といっても「大丈夫だから」といって、「飲みいこう」「今度デートしよう」と口説いて来る。さすが仕事のできる上司。口説き方も上手。遊び慣れた上司の口説きに、女慣れしている上司のアプローチに押されて押されて落ちてしまいそうになった。
そんな状態で、彼女は私の鑑定を受けた。
当然のごとく、「上司の誘いは断ること」それらを中心にした話し合いとなる。
上司の誘いは断ること、そのことは誰でも承知している。しかし、厄介なことに恋する女心がそれを阻止する。頭では断りたいが、恋する乙女は落ちてみたいという気持ちになっている。落ちて誘いに乗れば、地獄を見るのは確かだが、でも、この先を見てみたいという乙女の気持ちもある。男の押しは、ここまで女心を狂わせるのか?と思われる例である。
ここで落ちたら、20歳の女性は悲惨な目にあう。
「清く正しく生きなさい」といっても、スイッチが入った女性には無理だろう。
そこで、手相を観ることにした。
手相にあった、彼女の危機を救う方法が。
20歳の手相。
この上司からの愛の線がある。だが、この線はごまかしのニセモノにすぎない。
本物はどこにある。
あった。
1年後の21歳のときに本物がある。
これを彼女に見せる。
20歳の偽物の線と21歳の本物の線を見せて、未来に本物があるから「上司の誘いは100%断りなさい」と告げる。もし、上司の誘いに乗って汚れてしまったら、1年後の本物もダメになるよといったら、彼女は「わかりました上司の誘いは断ります」とはっきりといってくれた。「だって、こんなことで未来を汚したくないもの」。
彼女はやっと気づいてくれた。
そこから、正しい言葉が冴えわたる。
「1年間、清く正しく美しく生きなさい」
この言葉が彼女にピッタリの言葉となった。
年末年始(12月30日~1月4日)お休みとさせて頂きます。
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- 欲望を制するのは志。志があれば欲望はなくなる。
好きを抑えられない、でもそこで沖川先生のいうことをきいて、いかない選択をする賢い方が幸せは早く手に入ります
でも、わたしどちらでも後悔してそうだし、してきました。
そして今はようやく自分の幸せのために、目先の欲望におぼれないことを選択できるようになりました。目先の欲望を手に入れても偽物だから、泡みたいになくなり女が泣く羽目になります。これは本物だと確信持てるまで自分をなにもかも投げ出すのは危険ですよね。
身をもって体験しました。気づいてよかった