不動産屋と相談の結果、川越占い館は、20023年4月23日を持って閉店します。長い間、本当にありがとうございました。残りあと4か月ですが、閉店の日まで一生懸命務めさせていただきます。
解約の手続きを済ませて、ホットしている自分がいます。「これで、踏ん切りがついた」という気持ちです。「あとは前進あるのみ」です。
川越で占いを初めて20年が過ぎました。最初は事務所ではなく路上での占いです。商店街の隅っこに簡易式のイスとテーブルを置いて鑑定を始めました。昼間のサラリーマンの勤務が終わってから夜は占い師の2足の草鞋です。
思えば、あの頃がいちばん楽しかったのかもしれない。夢と希望に燃えて占い師になったが、夢と希望はすぐに打ち砕けてしまい、厳しい現実を突きつけられました。そこから現実との戦い、「なにくそ、絶対!絶対!負けてたまるか!」という戦いが始まりました。今にして思えば、その頃がいちばん充実していたのかもしれません。
充実とは、困難と闘っている時間だと思います。苦境、不安、心配、恐怖、悲しみ、次々と襲ってくる困難に逃げずに、「こんな方法はどうだ、あんな方法はどうだ」うまくいかないものをどうするればうまくいくかと必死に考えて答えを見つけることにあります。そこでいい方法を1つ見つければ充実感を覚えます。そこからさらにいい方法を見つける。これを繰り返すことによって、だんだんと充実していくわけです。
その最中は苦しいが、逆の見方をすれば、「困難のときこそ充実感を覚える」そんな気がします。
いちばん苦しい時に何をやるか、「よし、これをやろう。とにかくやってみよう」いろいろ試して、何度も失敗して、それでもあきらめずになにかいい方法はないかと答えを見つける。凝り性なくらい徹底的にやることによって、人間は充実感を得ることができます。
充実は、平々凡々な暮らしからは生まれません。目標に向って、どうすれば目標が達成できるのか、何度失敗しても、何回挫折を味わっても、何度くじけても、夢をあきらめないで努力している姿に充実感を覚えるのです。
20年前はまだ自分にも体力がありました。パワーも満ち足りていたしエネルギーもありました。仕事が思う通りにいかなくても、「なんとかなるさ」という若さがあった。あの頃がいちばん充実していたのかもしれません。
あれから、20年。
自分でもよくここまで来れたと思うし、よく頑張ったと思います。
多くの皆さんが、恋愛で苦しみ、仕事で苦しみ、人生で苦しんでいます。でも、あなた方はまだ若い。苦しみを苦しみと思わないで、「苦しみを充実」だと思えば考え方や生き方が変ってきます。
困難に遭遇している人へ、「あなたの今後は、ここからスタートです」。是非、苦しみを充実に置き換えて頑張ってください。
私も新たな充実を見つけます。
ということで、川越占い館は、2023年4月23日でもって閉店します。
記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
年末年始(12月30日~1月4日)お休みとさせて頂きます。
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1つ手放せば、新しく1つ手に入れるチャンス。
困難な時に自分と向き合うこと。
酒やギャンブル、異性に走ったり…自分の弱さから目を背けたって何も手に入らない。
前進しつつ、適度に休憩。
先生を見守ってくれた家族様にも感謝ですね(^^)